第10課 新しい契約 松江重則
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- 今週のポイント
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安息日午後:古い契約と新しい契約という神の計画は基本的に一緒です。ただ、古い契約は神の民に破られたため、新しい契約が作られました。神は私たちと新しい契約に入り私たちを救いたいと願っておられます。
日曜日:神から与えられた契約とは(エレミヤ31:31-34)、神の律法を第一とすることで、神との関係を築き、全ての罪から清めてくださるという契約です。信仰によって「心に神の律法を与えて下さい」と祈りながらも罪を犯してしまっていても、神は忍耐深く待ち続けて下さり、最後には神が勝利を与えられるという約束でもあります。
月曜日:神は私たちが新しい契約に入るために、私たちのかたくなな心を除き、新しい心と霊を与えたいと願っておられます(エゼキエル11:19, 18:31, 36:26)。私たちのできることは、新しい心と霊を与えて下さいと祈り求め、与えられたと信じて神と生きることです。
火曜日:聖なる神の山に導かれ、祈りの家の喜びに入る条件は、主に仕え、主の名を愛し、僕となり、安息日を守り汚さず、契約を固く守り、焼き尽くす捧げ物といけにえをささげることです(イザヤ56:6,7)。契約の条件はクリスチャン家庭に生まれたことではありません。ただ神の恵みを信じる信仰によって救いの約束を受け取って生きることです。
水曜日:古い契約とはキリストを象徴する犠牲の動物などを通して救いの計画に入ること。新しい契約とはキリストの十字架と天の聖所での働きなどを通して救いの計画に入ることです。新しい契約では、キリストご自身を通して救いの計画を信じることができるので、「更にまさった契約」なのです。
木曜日:古い契約の時には、地上の聖所で動物がささげられていましたが、動物の犠牲で私たちの罪を除き去ることはできません(ヘブライ10:4)。新しい契約ではイエスの十字架の犠牲と天の聖所での働きにより私たちの罪が完全に清められることができます。新しい契約の祭司であるイエスを信じる信仰によって私たちは救われるのです。
まとめ:人類の罪が始まって以来、神は恵みによる救いを与えられてきました。神の恵みを受け入れ従う人は誰でも神との契約に入ることができます。
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- ディスカッションのためのテーマ
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イエスが福音書で新しい契約を教えられた時、なぜユダヤ人の指導者たちに受け入れられなかったのでしょうか。私たちにとって新しい契約を受け入れるのは難しいことですか?