安息日学校部

私が行きます―1,846kmの旅路

私が行きます―1,846kmの旅路

100年以上前、文書伝道者のフィリップ・リーキーは、自転車に乗ってオーストラリアの人里離れた場所へ出て行き、人々にイエス様の愛を伝えました。彼は本を売り、世界中で何千もの人々に影響を与えました。
2022年、様々な国を代表するアドベンチストのグループが、米国に集まり、リーキー氏と彼の働きに敬意を表して、ワシントンDCから世界総会が開催されたセントルイスまでを、自転車で走りながら、アドベンチストの書籍を配布して、伝道しました。

〈アンソニー・ケント(世界総会 総務局長補佐)〉
ワシントンからセントルイスまで走っています。8日たちました。あと3日です。

〈ラス・ ウィルコックス(南太平洋支部 主任宣教システムスペシャリスト)〉
今、インディアナ州のマディソンにいます。毎日、朝起きてから、日が暮れるまで自転車に乗っています。西に向かって進み、毎日、走行距離は160~190キロメートル走っています。

〈グレン・タウンエンド(南太平洋支部 総理)〉
昨日は暑い日でした。私の地元では40度まで気温が上がったそうです。

〈ファム・グエン・ト・ファング(南アジア太平洋支部 文書伝道部、健康部部長)〉
最初の3日間は、大変でした。雨が降ったり、寒かったり。服を5枚着ても、まだ震えていました。でも、だんだん暖かくなって、体調も良くなり、より強くなったと感じています。

〈グレン・タウンエンド(南太平洋支部 総理)〉
私が一番感動したことは、人々が本に興味を示してくれたことです。

〈アンソニー・ケント(世界総会 総務局長補佐)〉
福音を分かち合い、神のみ言葉の真理を伝え、価値ある書籍を配布することは、永遠の命を体験することです。これら全ての機会が、この活動にあります。

〈ラス・ ウィルコックス(南太平洋支部 主任宣教システムスペシャリスト)〉
最初の頃から、冒険や伝道の機会があることはわかっていました。この経験は、私の信仰、信仰の分かち合い、そして、私の大好きなサイクリンが一つになったものでした。

〈ファム・グエン・ト・ファング(南アジア太平洋支部 文書伝道部、健康部部長)〉
この旅では、サイクリングも、アメリカの人々に書籍を渡して、伝道することもできます。本当に素晴らしい経験です。

〈ラス・ ウィルコックス(南太平洋支部 主任宣教システムスペシャリスト)〉
いつも心がけていることは、信仰を持って前へ踏み出し、神様が何をなされるかを見ることです。これからはもっともっと多くの機会で「私が行きます」と言うでしょう。

2022年6月5日、日曜日、8人のライダーはセントルイスに到着しました。暑さや雨の中、山を通り抜け、1,846キロメートルを走破し、リーキーの遺志を引継ぎ、4,000冊以上の書籍が配布されました。

2023年1期アドベンチスト・ミッション
アドベンチストミッション