〈ナレーター〉
グスタボは、神様について、あらゆることを知っていました。クリスチャン家庭で育ち、毎週教会に通い、聖句も暗唱していました。しかし、信仰は遠いものに感じられ、頭では理解できても、身近なものとして感じることができませんでした。
ところがブラジル北東部にあるアドベンチスト高校に入学し、状況は一変します。
〈グスタボ IAPEの生徒〉〕
入学したくありませんでした。母に半ば強制されたからです。しかしあとになって、それが最善であったことを知りました。
〈ナレーター〉
ここでは信仰は座学だけにとどまらず、積極的に実践されます。学校は宣教精神を重視し、さまざまな宣教活動に参加することを奨励しています。海岸清掃、健康フェア、地域奉仕を通して、他者に仕える喜びを経験します。
グスタボは初め、友だちをつくるために参加していたのですが、奉仕を重ねるうちに、新たな感覚が芽生えました。神様は抽象的な概念ではなく、現実の存在となったのです。
〈グスタボ〉
宣教活動に参加し、私に与えられた使命を理解しました。自分が宣教に関わるとは、想像もしていませんでした。
〈ナレーター〉
今やグスタボは単なる生徒ではありません。聖書研究を主導し、信仰を分かち合い、他者に奉仕することに喜びを見いだしています。
学校には生徒が用いる教材は整っていますが、大きな課題があります。礼拝堂がないことです。地域の人々はもちろん、全生徒も収容するのに十分な広さの場所がありません。
今期の13回献金は、この状況を変えるために用いられます。新しい教会堂の建設に役立てられ、グスタボのような学生たちが礼拝し、成長し、人々を招いてイエス様を知る聖所となるのです。
イエス様に出会うとき、グスタボのように学生たちの人生は変わります。彼にとって、神様は遠く離れた存在から、身近な存在へと変わりました。
〈グスタボ〉
宣教を学び、神様はただ存在しているだけではないことがわかりました。語り合うことができる友であり、深い交わり、友情があるのです。
〈ナレーター〉
Thank you for your 13th Sabbath Offering. Together, we can build a place of worship in Brazil.
13回献金を感謝します。共に、ブラジルに礼拝堂を築きましょう。
(ADVENTISTMISSION.ORG)
2025年4期アドベンチスト・ミッション
アドベンチストミッション
