安息日学校部

母子の家

母子の家

韓国の安山(あんさん)市は、工業の強さと文化の多様性で知られ、多くの外国人が住んでいます。

この都市で、外国人は就職差別などの問題に直面することがあります。特に、シングルマザーは弱い立場にあります。このような必要に応えるため、セブンスデー・アドベンチスト教団、北アジア太平洋支部は、「ホープ365」と呼ばれる支援センターを設立しました。

〈サン・ヨング ホープ365会長〉
現在、センターがある地域には3,371のひとり親家庭があります。ホープ365は、シングルマザーのための施設をまず開設しました。地域のニーズに応え、宿泊や食事だけではなく、医療や日常生活の支援も行っています。また、彼らが社会復帰し、安定して、自立した生活を送ることができるよう支援しています。

昨年、ホープ365は支援を必要とする、ひとり親家庭のために、無料で利用できる施設を2つ新設しました。

〈ジュヒ・ナ ホープ365の財務担当者〉
センター内には2つの施設があります。1つは「しあわせの家」で、3人のシングルマザーと子どもたちがいます。もう1つは「希望の家」で、4人の母親と子どもたち、そして1人の妊娠中の母親がいます。

このような施設は市と北アジア太平洋支部のパートナーシップによって、安山市で初めて作られました。この試みは、シングルマザーとその子どもたちを支援し、教会の関与と人道的支援によってもたらされる安山市の明るい未来を示しています。

〈アルム ホープ365のシングルマザー〉
家族的で、居心地の良い場所だと思います。以前は孤独を感じていましたが、今はその感覚はなくなりました。励ましを受けたり、お互いに助け合ったり、自分は一人ではないという安心感が、このセンターが私に与えてくれたものです。本当に貴重なものだと思います。

ホープ365は、たくさんの家族に、多くの良いことを成し遂げている一方で、運営上の課題に直面しています。

〈ジュヒ・ナ ホープ365の財務担当者〉
支援センターが直面している課題は、財政面です。私たちはセンター内で8家族にサービスを提供しています。毎日3食の食事と無料の宿泊施設、おむつ、粉ミルク、その他生活に必要な物資を提供しなければなりません。私たちはもっと多くの家族を助けたいと思っています。

13回献金のご支援により、ホープ365はより多くのシングルマザーを受け入れるための部屋を増やすことができます。教会として、彼女たちの将来が確かなものとなるよう、最大限の支援をすることができます。

〈ジュヒ・ナ ホープ365の財務担当者〉
私たちが、より多くの人々を、そして支援を必要としている母親を助けることができるよう、お祈りください。

多くの人々の人生に変化をもたらす、13回献金による、寛大なご支援を感謝いたします。

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