ドミニカ国とドミニカ共和国は異なります。ドミニカ国は、大西洋とカリブ海を分けるカリブ諸島の真ん中に位置する美しい島国です。滝やビーチ、温泉に恵まれています。
島には、良い教育を必要とする子どもたちがたくさんいます。エベネザーセブンスデー・アドベンチスト小学校は、最も信頼されている学校の一つです。すべての子どもたちに教育を提供したいと願っていますが、現在、多くの課題があります。
ウルスラ・レスリー(エベネザー・セブンスデー・アドベンチスト小学校校長)
この学校は、神様の奇跡を見ることができる特別な学校です。学校は過密状態で、2つの幹線道路の間に位置し、周辺の騒音にも悩まされています。このような状況やたくさんの困難の中でも、この学校は島でトップ10の評価を得ています。神様の業を目の当たりにして、私はいつも驚いています。
学校は海につながる大きな川のすぐ側にあるため、ハリケーンや激しい雨が降るたびに、浸水してしまいます。これは、彼らが直面する課題のひとつに過ぎません。
ウルスラ・レスリー(エベネザー・セブンスデー・アドベンチスト小学校校長)
すぐ隣で政府による道路工事や、建物を建てる重機の音が、試験や授業中を含め一日中、聞こえます。毎日が戦いです。
入学を断らなければならない児童がいるほど、エベネザー小学校は人気があり、現在200人の児童がいますが、学校は過密状態です。
ウルスラ・レスリー(エベネザー・セブンスデー・アドベンチスト小学校校長)
気がつくと願書の受付を締め切らなければならない事態になっていました。机を持参してください、椅子を持参してくださいという状況です。とにかく子どもたちをこれ以上受け入れるスペースがないのです。
このような問題を解決するために、新校舎の建設が始まりました。新校舎では、300人の児童を収容することができ、新しい教室もつくられる予定です。
ロデリック・ロジャー(新校舎の設計者)
10の教室の他に、コンピューター室や理科室の設置も検討しています。また、児童たちが外で遊び、楽しい時間を過ごすために必要な校庭も、今より広くなるでしょう。
ナレーター
エベネザー小学校は、地域において高い評価を得ていますが、新校舎完成のための資金が必要です。皆様の13回献金の一部は、エベネザー小学校の新校舎建設のために用いられ、次世代の子どもたちのために役立ちます。
ウルスラ・レスリー(エベネザー・セブンスデー・アドベンチスト小学校校長)
皆様の献金が決して無駄にならないことを、私は確信しています。ここで学んだ子どもたちは、数年もすれば、奉仕する人物に成長することでしょう。皆様の献金で学びの機会をえる子どもたちの中から、次世代の世界総理や教育局長が生まれるかもしれません。
世界中のアドベンチスト教育活動と、ドミニカ国の成長のためにお祈りください。プロジェクトへのご支援を感謝いたします。
2024年3期アドベンチスト・ミッション
アドベンチストミッション