〈ナレーター〉
若者がその国の未来であることはどの国でも同じです。モンゴルのウランバートルでは、多くの若者が就職を支援する訓練学校を求めています。都市部以外ではこのような学校が不足しているため、多くの若者が地方からウランバートルへ移住し、こうした機会を求めています。
セブンスデー・アドベンチスト教会は、若者が就職し、経済的に自立できるよう専門的な訓練を受ける場として、三育職業訓練学校を提供しています。
〈ゲレル・スレン – 三育職業訓練学校CEO〉
私たちは学生に福音を伝えることを目的としています。安息日にはさまざまな活動を企画し、安息日が終わると他者を助けるための社会活動に取り組みます。これらの活動を通して、学生たちは人を愛する方法を学び、神様の愛を体験するのです。
〈ナレーター〉
学校は安息日にさまざまな活動を提供しています。
〈ゲレル・スレン – 三育職業訓練学校CEO〉
私たちは、貧困層や食料などの支援を必要とする人々のために奉仕活動を行っています。はじめの頃、学生たちは、午後の活動の方に興味を示していました。しかし、数ヶ月経つころには、神様について語り合い、共に聖書を学ぶようになりました。
〈テムージン・テムカ – 三育職業訓練学校の学生〉
私が一番好きなのは、安息日の活動です。半日、みんなと一緒に過ごせるからです。学校では、多くのクラスメートが集まり、リラックスしたり、おしゃべりしたり、話し合ったり、食事を一緒にしたりします。そのあと、楽しい課外活動に参加します。活気があって和気あいあいとした雰囲気は、本当にこの学校の魅力だと思います。
〈ナレーター〉
三育職業訓練学校は、モンゴルにおける調理、理容、美容、出版などにおける職業技能訓練のニーズに応えるために設立されました。
訓練中、学生たちは技術を習得するだけでなく、地域社会に意義のある貢献をします。新年の祝いの時期には、支援が必要な子どもたちや高齢者へ生活必需品を配布し、地域の人々に彼らの技術を使ったサービスを無償で提供しています。
〈モンゴンスウド・バアタルスフク-三育職業訓練学校の学生〉
最も忘れられない出来事は、高齢の方との出会いです。支援家庭から集められた食料品を配布していると、ある高齢の男性が涙を流して、「誰かが訪ねてくれると、本当に嬉しい」と語ったのです。この心温まる瞬間は、忘れられません。
〈ナレーター〉
訓練課程を修了したあと、残念ながら多くの学生は、困難に直面しています。安息日に休むことができない理髪店、レストラン、工場、企業がほとんどだからです。皆様の祈りを切実に必要としています。
〈ゲレル・スレン-三育職業学校CEO〉
多くの人が私たちの学校に通い、神様について学び、モンゴルにもっとアドベンチストのクリスチャン教師や職員が増えるように、私たちの学校のためにお祈りください。
〈ナレーター〉
2021年の皆様の13回献金を感謝します。モンゴルで若者にイエス様を伝えるという使命は前進しており、多くの人々に希望と信仰をもたらしています。
(ADVENTISTMISSION.ORG)
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