安息日学校部

島にキリストを連れて行く(インドネシア)

島にキリストを連れて行く(インドネシア)

2022年3期アドベンチスト・ミッション

ラリーは明るい性格で、笑顔と温かいもてなしを通して友人を増やし、人々と交流しています。グローバル・ミッション・パイオニアとして神様に召され、インドネシアのマナドにあるブアロ村で働いています。ここはアドベンチスト教会の未開拓の地で、多くの人々が福音に飢えていました。

ラリーは、政府関係者と村のリーダーから活動の承認を得ると、最初に地域の人々と友達になるため、すべての家庭を訪問しました。

他の多くの小さな島々と同様に、ここの住人のほとんどは漁師です。ラリーは、彼らと海に出て、家族を養う手助けをするのが大好きです。キリストの伝道方法を実践すると、人々が自分を受け入れてくれることに気付きました。ここでは果物や野菜を育てることは一般的ではありません。それを人々の必要を満たすチャンスだと思ったラリーは、菜園グループを作り、自宅周辺に小さな庭や畑を作る方法を教えました。目標は、野菜や唐辛子などの食料を提供することです。ラリーはプログラムをいつも礼拝と祈りで始めます。

しかし、菜園グループは伝道方法のひとつに過ぎません。古着を配る支援もしており、とても喜ばれています。

この島は本島から遠く離れているので、医療へのアクセスが難しく、マラリアは脅威です。高血圧や高コレステロールは、多くの人が抱える問題の一つです。ラリーは、無料の健康診断や基本的な医療も提供しており、地域の人々は彼の働きにとても感謝しています。

ある日、菜園グループの1人が病気になりました。彼は定期的に礼拝に参加し、安息日に関心を持つようになった1人です。ラリーは、彼が完全に回復するまで看病し、その家族はラリーの思いやりを見て主を賛美するようになりました。そして、ラリーに今後も訪問し、祈り、真理、特に安息日について教えて欲しいと頼んでいます。

インドネシアの新しい伝道地で行われている働きのため、またより多くの人々が心を開き、イエス様の再臨に備えられるようお祈りください。

ラリーのような開拓伝道者を世界の未開の地に送る、伝道へのご支援を感謝いたします。