安息日学校部

コロナ禍でも開き続けた教会

コロナ禍でも開き続けた教会

ルワンダのキガリにあるこの丘からは、美しい街並みを見ることができます。この土地は、セブンスデー・アドベンチスト教会が旧キャンパスから移転するために政府から入手したものです。この22万平方メートルの土地で、中央アフリカ・アドベンチスト大学は、1994年に起こった大虐殺からわずか2年後の1996年に、再開されました。
この大学では7つのプログラムを提供し、3,000人以上の学生が在籍しています。質の高い学問に加え、キリスト中心の教育を生徒に提供しています。礼拝の場所は、生徒が霊的な体験をするために重要です。皆さまの13回献金により、キャンパス内に学生全員が交わることができる場所を手に入れることができました。
2010年、13回献金によって2,500人を収容できる多目的ホールが建設されました。
この建物は、主に学生の集会やプログラムで使用していますが、地域の方にも開放され、会議や結婚式などに使われています。安息日には礼拝が行われ、全員が一つとなって神様を賛美しています。
この多目的ホールは、大きな祝福であり、ホールがないことは考えられません。

〈ジェローム・ ビリンジラ(中央アフリカ・アドベンチスト大学 神学科長)〉
ホールが無いと大変なことになるでしょう。ホールは、ほぼ毎日使用されており、特に安息日は必要不可欠だからです。平日には学生を集めて話をするために使われます。また特に、祈祷週のために必要です。学期ごとに行われる祈祷週を通して、バプテスマ者が与えられています。

コロナが世界中を襲ったとき、ルワンダの多くの教会は閉鎖され、オンライン礼拝になりました。しかし、この教会はソーシャルディスタンスを保つことができる広さであったために、対面で礼拝し続けることができました。

〈レオニダス・ルタジャンズワ(中央アフリカ・アドベンチスト大学 チャプレン)〉
私たちの教会は、多くの教会が閉鎖されていた時期にも、十分なスペースがあったために、閉鎖を免れました。政府当局から、「この場所には何の問題もありません。いつ集まっても結構です」と言われました。このような施設があることは大きな祝福でした。

学生や教職員は、感染症対策をとりながら、交流を深めています。この多目的施設は、困難な時にも神様がご支配されていることを証しています。中央アフリカ・アドベンチスト大学の学生や教職員のためにお祈りください。皆様の13回献金により、大学は大きな祝福を受けることができました。宣教のためのご支援を感謝いたします。

2023年1期アドベンチスト・ミッション
アドベンチストミッション