安息日学校部

イエス様にかけたギャンブラー

イエス様にかけたギャンブラー

ウラディスラフは、ウズベキスタンでギャンブルにのめり込んでいました。彼はポーカーのトーナメントを主催し、借金を返済できず、トラブルに巻き込まれることや、妻のアローニャと口論し、3日間一度も家に帰ってこないこともありました。

彼らの娘は健康上の問題がありました。医師からは治療のために韓国へ行くことを勧められましたが、そこでの滞在中も、彼はギャンブルをやめられませんでした。

帰国後、娘の状態が少し改善したので、地元の学習センターに通わせました。彼女は、アドベンチストが運営する学習センターが大好きでした。センターは教会に併設されていました。

ある日、娘を迎えに行くとウラディスラフとアローニャは牧師夫婦に出会い、食事に招かれました。何度か食事に招かれ、両家族は友情をはぐくみました。牧師夫婦は決して宗教を押し付けることはありませんでした。

ウラディスラフとアローニャは次第にアドベンチストに興味を持つようになり、教会を訪れるようになりました。頻繁に通うようになり、二人はやがてイエス様を受け入れ、バプテスマを受けました。

神様の恵みにより、ウラディスラフはギャンブルを止め、夫婦関係もかつてないほど良くなりました。夫婦は、同じように苦しんでいる人々にも、希望を知ってほしいと願っています。

ウラディスラフは、地域の人々とつながるユニークな方法を見つけました。毎週教会に行き、料理を作り、食事をしながら人々と交流を深めるのです。プロフと呼ばれるピラフは、ウズベキスタンの伝統的な、大人気の食べ物なので、彼は大量に料理します。

このような集まりは数人から始まりましたが、今では150人以上が毎週日曜日に集まるようになりました。友情が芽生え、プロフを食べながら他のアクティビティが計画されることもあります。

アローニャ&ウラディスラフ(ウズベキスタン)
更に多くの人が教会に来ることが、私たちの夢です。教会は私たちのコミュニティであり、祝福を人々と共有したいのです。
私たちの場合、私たちの体験談、証がどんな説教よりも最高の説教です。

学習センターがなければ、ウラディスラフが彼の人生を変えたコミュニティを、発展させることはなかったかもしれません。今、そのセンターに更なる発展の機会が訪れています。今期の13回献金の一部は、センターを小学校に展開するため用いられます。次のその段階のために、新しい教室や教材を必要としています。

この学校はウズベキスタンの首都、タシケントに建てられます。都市の人口は200万人以上で、福音を伝える大きなチャンスとなります。人々がコミュニティを見つけ、子どもたちが質の高い教育を受けられるようお祈りください。皆様のご支援を感謝いたします。

2024年2期アドベンチスト・ミッション
アドベンチストミッション