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第3課 主こそ王 高橋祐希
1.安息日午後:今週のテーマ
〇暗唱聖句
主こそ王。威厳を衣とし/力を衣とし、身に帯びられる。世界は固く据えられ、決して揺らぐことはない。(詩編93:1、新共同訳)
神様は全世界の王です。神様の律法は正しく、また神様の愛を表しており、それを守る者には命をもたらします。神様を中心とする時、私たちの人生に不安な気持ちがなくしっかりと神さまだけを見て行くことができます。
2.日曜日:主は私たちを造られた
聖書の神様は、人間が作った神様ではなく『人間を造られた神様』です。すべての造られたものは、生命を維持しておられる神様のおかげで存在しています。
そして、神様の愛とすばらしさは、造られたもの中に表されており、罪の入った地球の中に神様の愛を見ることができます。
3.月曜日:主は支配される
神様は全世界、全宇宙を支配しておられます。神様の支配は、決して独裁的(自分だけの考えで物事を進めていく)で私たちを苦しめるものではありません。神様の愛に基づく、平和の支配です。
エルサレムには『平和の町』という意味があります。今の地上のエルサレムは、平和とは言えない争いの起こる町となっていますが、やがて神様がご支配される新しいエルサレムは、愛に溢れる、真の平和がある町なのです。
4.火曜日:神は裁き主
神様は、裁き主です。この世を裁き、悪の支配を終わらせます。『裁き』と聞くと、恐ろしい印象(イメージ)があるかもしれません。しかし、私たちは喜んでその裁きを迎えることができます。なぜなら、神様を信じる人たちは、イエス様の十字架によって無罪であると宣告される(神様から言われる)からです。そして、その裁きの後には、神様と共に過ごす新しい世界が約束されているのです。
5.水曜日:とこしえに契約を心に留める
神様はご自分の契約を心に留める方です。心に留めるというのは、ただ覚えておくだけではなく、神様の行動によって守ることを意味します。例えば、ヨセフやモーセの物語を見るときに、神様はどのようなときにも彼らと共にいて導いておられたことがわかります。
同じように、私たちも神様を敬い神様の律法を守ることによって、契約に忠実であるよう求められます。そしてそれによって、まわりの人たちに対して神様を証しするようにも召されています。
6.木曜日:あなたの定めは確か
主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。
彼はとこしえに記憶される。
(詩編112:6)
あなたの律法を愛する人には豊かな平和があり
つまずかせるものはありません。
(詩編119:165)
神様の律法は、決して変わることなく永遠に続くものです。神様の律法を守る人たちは、不安な気持ちになることがありません。不安な気持ちにならないことは決して、試練や苦難がないということではなく、そのような中にあっても神様との関係において平安を得ることができるということです。
7.金曜日:さらなる研究
1)「主を愛する人は悪を憎む」(詩編97:10)。神様を愛することで、なぜ私たちは悪を憎むようになるのでしょうか。
2)神様の律法を守ることは、あなたの人生においてどのような意味がありますか。