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第13課 主を待ち望め 亀山 友樹
○暗唱聖句
「主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。」詩篇27:14(口語訳)
「主を待ち望め/雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め。」詩編27:14(新共同訳)
1.安息日午後:今週のテーマ
私たちは、イエス様のおいで(イエス様の再臨)を待ち望んでいます。ヨハネの黙示録21章3,4節に書いてある通り、神と人が共にいる世界を待ち望んでいるのです。神と人が共にいる世界は、死も悲しみ、涙、嘆き、労苦も全てありません。神の完全な愛の守りの中で平和の内に過ごすことができる世界です。神と人が共にいる世界を信仰持って待ち望む時、私たちの内に生きる力を与え、周囲の人々に、私たちが抱いている希望を語りたくなるのです。
2.日曜日:待ち望めという呼びかけ
今週の暗唱聖句である詩編27編14節をもう一度読んでみましょう。主を待つことは、神様が必ず期待に応えてくださるという私たちの忍耐という義務です。私たちが主を待ち望むことができるのは、「神が真実な方」(1コリント10:13)であるということを聖書から確信を得ているからです。
3.月曜日:母の胸にいる幼子の安らぎ
詩編131編2節を読んでみましょう。教課の中で、『母の胸にいる幼子のよう』というたとえの言葉は、神に抱かれていることで落ち着きを取り戻し、心静まる人のとおりのたとえと記されていました。つまり、私たちは神との個人的な交わりを通して、神の大きな愛の中に包まれ、その愛を深く理解する必要があります。その時、私たちは深い安心感を得、どんなことが起こっても不安になることがなくなります。
4.火曜日:束ねた穂をもたらす
詩編126編5,6節を読んでみましょう。今、私たちの持っている悩みや苦しみは、そのままで終わるものではないということです。神様は必ず私たちを救い、導いてくださるお方ということを覚えたいと思います。
ローマ8章18節「現在の苦しみは、将来わたしたちに現わされるはずの栄光に比べると、取るに足らないとわたしは思います。」
5.水曜日:神の安息日の休息の中で待つ
安息日は、神が6日間で創造された罪がない完璧な世界をお造りになったあとで、7日目に神が人と休まれたところから始まりました。安息日をもって、神の創造のすべての働きが完成しました。安息日は、神と人と共にいる時であり、いつか来る御国の姿でもあります。私たちは安息日を通して、神から愛され生かされていることを知り、必ずこの世の罪と悪の世界から救いがあるということを強く信じていきます。安息日は私たちの信仰を深め、私たちが神の目的に合わせるために、とても大切です。
詩編92編2節「いかに楽しいことでしょう。主に感謝をささげることは/いと高き神よ、御名をほめ歌い」
私たちは、安息日の間、何よりも神との交わりを楽しみたいと思います。
6.木曜日:喜びと共に朝を迎える
詩編30編6節「泣きながら夜を過ごす人にも/喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる。」この聖書の言葉は、弟子たちが復活したイエス・キリストに出会った時、体験したことでした。私たちは、夜も悪も死などのすべての不安なことがひとつもない御国を待ち望んでいます。詩編84編12節「主は太陽、盾。神は恵み、栄光。」とあるように、いつか来る御国は神様の完全な守りの中にあるのです。
イエス様は、ヨハネ14章3節で語られました。「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻ってきて、……わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。」再び戻って来られるイエス様を楽しみにしながら待ちたいと思います。
7.金曜日:さらなる研究
イエス様を待ち望むということは、何よりもイエス様との個人的な交わりを楽しむということから始まります。イエス様との個人的な交わりを楽しむには、イエス様が聖霊を通して私たちの心の内に働いてくださることが大切ことです。
ヨハネ14章26節「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」
私たちは何よりも聖霊を求め、主の愛の内にとどまりたいと思います。(ヨハネ15:10)
(話し合いのための質問)
1,どのようにしたら、神様との個人的な交わりを楽しむことができるでしょうか。
2,イエス様の再臨を待つことにおいて、信仰が強められた経験はありますか。