第9課 賛美の人生 村上亮
- 今週のポイント
1.日曜日 賛美という概念
パウロは厳しい試練の中で主を賛美しました。主を賛美するとは神様の素晴らしさと約束に基づく信仰の行為です。その信仰の行為は私たちの心と状況を変える力を持っています。
2.月曜日 城壁を崩す祈り
ヨシュア6:20「・・・民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。・・・」神の民の力ではどうすることもできないエリコの壁は神への賛美によって崩れました。私たちも大きな壁に当たることがありますが、主を賛美して解決へと導いていただきましょう。
3.火曜日 賛美の人生
詩篇145編でダビデは神様のご性質の素晴らしさを賛美しています。 1「わが神、王よ、」3「主は大いなる神」5「あなたの威厳の光栄ある輝き」 8「主は恵みふかく、あわれみに満ち」13「あなたの国はとこしえの国」など 賛美があなたの生き方となるように、神の恵みを知り、それを覚え続け、湧き上がる賛美の思いを身近な人に伝えてください。
4.水曜日 罪を示す証人
キリストの心に満たされていたパウロとシラスの賛美の姿は看守の心を打ちました。 「彼(看守)はふたりの顔に天の光がさしているのを見た。そして神がふたりの命を救われるために、奇跡的な方法で干渉されたのだと知った。そして不思議な力で、霊にとりつかれた女の言葉が思い出されてきた。『この人たちは、いと高き神の僕たちで、あなたがたに救の道を伝えるかただ。』」患難から栄光へ上巻233頁
5.木曜日 勝利を得させる武器
歴代志下20:22「そして彼らが歌をうたい、さんびし始めた時、主は伏兵を設け、かのユダに攻めてきたアンモン、モアブ、セイル山の人々に向かわせられたので、彼らは打ち敗られた。」ヨシャパテは武力ではなく信仰によって勝利しました。あらゆる問題を目の前にするとき、主を賛美することは大きな力になります。
■用語解説
・賛美
聖書には169回も「賛美」という言葉が出てくるようです。神の恵みや神の愛を体験した人たちが、神への感謝や喜びを詩や歌、時には踊りとして表現しました。
・ヨシャファト
ユダ王国第4代国王(前868~847年)ヒゼキヤ、ヨシヤと並ぶ信仰的な王様です。
■ディスカッションのためのテーマ
・賛美に溢れる人生になるためにどのような習慣を育むことができるでしょうか。
・賛美は歌うことだけではありません。どのような方法で主を賛美できるか考えましょう。