安息日学校部

第5課 青年用 東清志

2022年第4期「永遠の命」

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第5課   十字架以前の復活   東清志

 

  • 今週のポイント
    1. 日曜日:ユダ9節の記述から、モーセはひと時の眠りについた後、主によって復活し、天に引き上げられたことが分かります。
    2. 月曜日:旧約聖書における復活は、列王記に記されています。預言者エリヤとエリシャは、それぞれの働きの中で出会った婦人の子どもの復活に関わっています。
    3. 火曜日:キリストは、ナインの町のやもめの息子の葬列とすれ違う際、その母親を深く憐れみ、亡くなった息子を復活させました。
    4. 水曜日:会堂長をしていたヤイロの娘が亡くなった後、イエスは人々の静止を振り切ってヤイロの娘の元に行き、彼女を復活させました。この場面でイエスが死を「眠り」と表現していることから、死後の状態がどのようなものであるかを理解することができます。
    5. 木曜日:イエスは、ラザロが危篤であるとの知らせを受けたにも関わらず、ラザロの元にたどり着いたのは死後4日も経ってからでした。しかし、確実に死んだはずのラザロがイエスによって復活したことにより、大勢の人が神の偉大さを目撃しました。

 

  • 用語解説

① 教父(日曜日):使徒たちの死後、教会の中で指導的な役割を果たしたり、クリスチャンたちが正しい聖書理解を持つことができるように、執筆活動をしたりしていた人々。

② 会堂長(水曜日):会堂(ユダヤ教の礼拝などをする施設)の建物の管理や運営などを任されていた人です。

 

  • ディスカッションのためのテーマ

① あなたと、あなたの周りの方々との死後の状態の理解は、どのような共通点や相違点がありますか。

② 今週学んだ、聖書で復活が記録されている人々は、モーセを除いて再びひと時の眠りについたことでしょう。彼らの復活には、神様からのどのようなメッセージがあるのだと思いますか。

③ 死者の復活という真理は、あなたに対してどのような希望をもたらしますか。