安息日学校部

第2課 青年用:仲泊大輔

2021年第3期「キリストにある休み」

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第2課  不安と反抗心 仲泊大輔

  • 今週のポイント

今週のテーマ

自然災害が起こる前に、動物たちが不可解な落ち着きのない行動を見せることがあります。罪を前に私たちも不可解な行動をとることがあります。その不可解な行動は周囲の人への悪影響を及ぼしてしまいます。

 

日曜日:イスラエルの民は食事について不満を言いましたが、それは表面的なことにすぎず、実際は神様の導きに不満を覚えていました。私たちも、神様を知る前のほうが気楽でよかったと思う時があるかもしれません。そのような時私たちも、イスラエルの民と同じように今現在の神様の導きに不満を覚えているのではないでしょうか。

 

月曜日:誰かを非難するとき、私たちは実は自分の罪を必死に隠そうとしているのかもしれません。神様はそのような時、断固たる対応をされることがあります。アロンとミリアムは自分たちの罪を認めて悔い改めます。私たちは同じ立場なら、悔い改めるでしょうか。それとも、罪を隠すためにさらに必死になるでしょうか。

 

火曜日:カレブとヨシュア、そしてモーセを責め、殺そうとして振り上げた石は、実は神様に向けられたものでした。私たちも自分の罪を隠すことを続けるなら、同じように神様の計画を進めようとしている人たちに石を投げる行為に至るかもしれません。

 

水曜日:モーセの姿勢はイエス・キリストの執り成しを思い起こさせます。自分を殺そうとする人たちのために神に赦しを求めるのです。イエス・キリストの十字架により、私たちはもう自分の罪を隠し、他者を責める必要はないのです。私たちのための代価はすでに支払われているのです。

 

木曜日:何が信仰で何が憶測かを見極めることは時に難しいかもしれません。しかし、信仰の選択なのであれば、それは確実に神様のみ言葉による約束が根底にあります。自分勝手な憶測ではなく、本当に聖書の言葉をよりどころにしている信仰かどうかを信頼できるクリスチャンの友人や先輩に相談してみることも大切です。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
    1. 今、不満に感じていることはありますか? その根本を探ってみませんか?
    2. 自分が悪いのに、許された経験はありますか?