2022年第４期「永遠の命」
第１４課 すべてのものが新しくなる 松下晃大
- 今週のポイント
- 今期最後の学びです。今期は永遠の命に関する様々な学びをしました。今週は、私たちの歩みのクライマックスである再臨・天国について学びます。聖書には、罪によって失われた永遠の命を受け取る時が来ると約束があります。天国の約束について考え、天国を待ち望んでいきたいと思います。
- 黙示録21、22章は天国について記してあります。そこには神殿、住まい、木々のある都などが実在するものとして描かれています。天国を実在するものとして捉え、天国について学ぶことは、私たちが天国に住む備えをするために大切なことです。
- 黙示録7章15節によると、天国では絶えず礼拝をしていることが分かります。この天国の礼拝は小羊であるイエス様を中心としています。天国はいつもイエス様を礼拝している素晴らしい場所であるということを覚えておきましょう。
- 黙示録22章3、4節を読むと、天国では神様の顔を見ることができるということが分かります。罪の世界にいる私たちは、普段神様を直接見ることはできませんが、天国では見ることができるのです。また、ガイドは神様を見ることと清さが関係していると解説しています（マタイ5：7）。天国に行き神様を直接見る、そのための準備は、今この地上でみ言葉に従い清めていただくことによってできるのですね。
- 黙示録21章４節は天国の描写の中でも有名な聖句のひとつだと思います。天国には死や悲しみがないとはっきり書いてあります。これは地獄に行って苦しむというような霊魂不滅の考え方とは全く違います。私たちは現実の生活の中で、傷つくことや悲しいこと苦しいことをたくさん経験します。しかし、神様は私たちから多くの悲しみを取り除きたいと考えておられるのです。そしてそれは再臨の時に実現します。天国は罪と死が無い素晴らしい所だということを覚えておきましょう。
- 天国に住む人たちの額には神様の名が記されています（黙示録22章3、4節）。これはとても素晴らしい恵みですが、私たちはどうすれば額に神の名を記すことができるのでしょうか。イエス様を受け入れ、イエス様により頼むなら、救いの保証を得ることができます。これが神様の名を額に記されるという意味です。私たちは、今、イエス様を信じることによって、救いの保証を得ることができます。そして、イエス様から離れず、真っ直ぐに人生の歩みを進めると、天国においても額に神様の名を書かれた者となるのです。
- ディスカッションのためのテーマ
- 天国に入ったことを想像して、一番嬉しいもの、ワクワクするものについてシェアしましょう。
- 天国のことを考えて、天国を目指しつつ日々の生活を送ることはなぜ大切なのでしょうか？天国に希望を持った経験はありますか？ぜひシェアしましょう。
- 今期の学びを振り返って、印象に残った学びや心に留めておきたい箇所などを話し合いましょう。
- 補足・コメント
3ヶ月に及ぶ「永遠の命」の学びお疲れ様でした。どうだったでしょうか？難しかったでしょうか？個人的には霊魂不滅等の偽りの教えについて詳しく学べて楽しかったです。大切なことは、神様が罪の存在になった人間を救うために「救いの計画」をお立てになったこと、そして、この計画の中心が永遠の命の約束だということです。永遠の命は、イエス様を信じる者すべてに与えられ、十字架によって備えられました。イエス様と共に、永遠の命をいただく天国を目指して歩みを進めていきたいと思います。