アドベンチストのボランティアとして召されたレナートは、子どもの頃に聞いた伝道地便りのような、人里離れた異国の地で、奉仕することを想像していました。ところが神様が彼を送られたのは大都市でした。彼の母国ブラジルから遠く離れたタイ・バンコクで、レナートは、都市伝道の重要性にすぐ気がつきました。
〈レナート アドベンチスト・ボランティア、バンコク〉
最初の頃はがっかりしました。10/40ウィンドウで働くとは思っていなかったからです。森やジャングルの中にある、竹でできた学校で教えることを思い描いていました。しかし、どんな場所にも挑戦があり、簡単ではありません。宣教師としての働きは困難を伴うのです。
バンコクのような大都市での伝道は簡単ではありません。人々は忙しく、孤立していて、何も必要としていないように見えます。
〈レナート アドベンチスト・ボランティア、バンコク〉
人々の生活は満たされています。彼らは健康で、すばらしい家族もいます。タイには裕福な人もたくさんいます。なぜ彼らにイエス様が必要なのでしょうか? 成功し、すべてのものを持っているのに、なぜ他のものが必要なのでしょうか。私たちはその答えを知っています。イエス様のいない人生は無意味なのです。
困難に負けず、レナートはタイの人々とつながりを持つことを使命としました。
〈レナート アドベンチスト・ボランティア、バンコク〉
奉仕することは、単に苦しんで、課題や困難に対処するということではありません。恵み深い神様は、私たちが人生を楽しみ、幸せになれるよう、たくさんの機会を与えてくださっています。
レナートの主な役割は、エカマイ・インターナショナル・スクールで4年生に英語を教えることです。英語の授業を通して生徒たちとの絆を深めることで、彼らの生活を知ることができます。
〈レナート アドベンチスト・ボランティア、バンコク〉
この学校の95パーセントの子どもたちはノンクリスチャンです。ですから、朝の礼拝は本当に大切です。朝7時から7時20分までの礼拝の時間が、私の一番好きな時間です。
授業が終わると、レナートは刑務所訪問や、難民を支援する働きなどの伝道に携わっています。レナートのアドベンチスト・ボランティア・サービス、AVSの宣教師としての経験は、彼の生涯に渡り、影響を与えることでしょう。
〈アドベンチスト・ボランティア、バンコク〉
AVSの宣教師たちの中で、何も変わらずに帰る人は一人もいません。どこの国かに関わらずです。AVSの働きは人生を変える経験です。神様の恵みによって、ここでの宣教の働きは、私の人生をとても良い方向に変えてくれました。
都市部での宣教に再び関心を向け、レナートのようにイエス様の光を人々に伝える宣教師たちのためにお祈りください。ボランティアについて知りたい方は、ホームページをご覧ください。教会の使命を果たすための、皆様のご支援を感謝いたします。
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