R・A(Tokyo International Church)
ある大きなマンションを回り、残り時間があと少しの時、1人のおばあさんと出会いました。その方は仏教を信仰していた方で、普段は販売訪問をしてくる人を対応しないようにしている方だそうでしたが、私たちが訪問した時は対応してくれました。
その方が言うには、私たちは他の訪問販売者と違ったらしく、私たちの人間性を見て対応してくださったそうです。私たちがその方にとって、初めて対応した人達で、自分でもびっくりしていたそうです。最終的に健康に関する書籍をセットで買っていただくことができました。
この出来事を通して、神様はそのおばあさんに私たちを通して、福音を知らせようと語りかけたのではないかと思いました。
訪問する人を拒否し続けた人の心を開き、私たちクリスチャンを遣わし、神様の福音を知るきっかけをおばあさんに与えたのだと私は思いました。
たとえ面会がとても少なく、とても疲れていたとしても、忍耐強く訪問することによって、出会うべき人と出会うことができ、神様の働きを成すことが可能だということを学ぶことができました。
文書伝道よりも効果的な伝道方法がある?
私は今回のユースラッシュが初めて参加するユースラッシュでした。自分が文書伝道を経験するまでは、文書伝道よりももっと効果的な伝道方法があるだろうと思っていました。文書伝道をすすんで行なっている人を見ると、すごいなと思いますが、自分はすすんでやらないだろうなと思っていました。
そう思いながらもユースラッシュに参加しましたが、1日目の最初はやはり大変だと思いました。汗もたくさんかくし、断られるし、正直しんどいと思いました。「断られたら伝道できてないし意味ないじゃん」と思っていました。 訪問が一通り終わり帰りの車を待っている時、なぜ訪問をして文書伝道するのかについて話しました。するとリーダーの人が、こう話していました。「私たちが訪問する人と出会う時に、もしかしたら神様と出会える可能性があるかもしれない、そう考えると訪問せざるおえないんだよね」
私は断られたり、本を進めても迷惑そうな顔をしている事ばかりを見ていて、出会うという行為に着目していませんでした。訪問した人と神様を知っている自分が出会い、本を紹介することでその人が神様と出会う可能性があることを知り、文書伝道に対する意識が変わりました。 伝道のやり方一つ一つにしっかり意味があり、最初から決めつけるのではなく、やってみてから気づくことがあることを学べたこと、そして文書伝道をする意味に気づけたことを神様に感謝したいと思います。