文書伝道部

与えられた体験を通して

与えられた体験を通して

H・A(三育学院教会)
 そもそも私にとって、ユースラッシュに参加すること自体が自分であり得ないことだと思っていました。
 私は人と話をすることが苦手で臆病なので、本を紹介するところまでいけたお家はほんの僅かでした。
それでも、先生の手助けもあり、本を数冊買っていただくことができました、その中でも特に印象に残った方がいました。
その方は、手に障害をもっておられ、料理を自分でつくることができず、最近では他にも体のあちこちが痛んだり、朝とたんに起きることができなくなったりと様々な不調に悩まされており、なげやりになっていた、ということを話していただけました。
また、好きな音楽について話している中で教会の礼拝に興味があることを知り、最終的にその方の健康のためにお祈りをさせて頂き、宮崎教会のことを紹介するとともに再訪問にも応じて頂くことができました。
 手助けを貰いながらの訪問で、私はあまり喋ることはできませんでしたが、自分が訪問した先で一人の方が教会へ導かれるその瞬間を目の当たりにし、その時、私はユースラッシュに参加できて良かった、と感じることができました。
 教団職員の研修の一環でユースラッシュに参加することが決まった当初は、なぜこんな自分がユースラッシュで宮崎まで行くことに?という疑問しかありませんでした。
今は、神さまがこの方のために、そして私にこの体験をさせるために私をこのユースラッシュに導いてくださったのだと感じました。
 この体験を通して、なぜ?どうして?と思うような出来事にも、そこには確かに神さまのご計画があるのだと身をもって知ることができました。