文書伝道部

この人も神様から愛されている

この人も神様から愛されている

E・S(熊本教会)
ユースラッシュに参加して、誰かのために祈ることの素晴らしさを感じました。私は表札を見てその家のためにお祈りしながら訪問していました。そうしていると、神様はこの人のことも愛していると思うことができて、断られても落ち込んだりしなくなっていたので、たくさんお祈りができて喜びで満たされていました。
また、ある日、私は本を紹介するだけではなくてお話しができますようにと心の中でお祈りをしていました。すると、いつもなら本を紹介して話が終わってしまうことがほとんどなのですが、その日は何人かの人とお話しをすることができました。
その中で印象に残っている方がいます。その方は、「末期のがんで、もう長くない。あとは刺激を受けずに過ごすだけだ」とおっしゃっていました。そのため、紹介した本を受け取ってもらうことができませんでした。
訪問後、無力で何もすることができなかったことをとても後悔しました。この方に神様のことを知って欲しいと心から思いました。そして、神様にどうかこの方にもう一度神様と出会えるチャンスを与えてください。天国でまた再会することができますように。あとは全てお任せしますとお祈りしました。
お祈りし終わった時、なぜか大丈夫だと思ったのです。その時は後悔も不安もなく穏やかな気持ちで次の家に向かうことができました。マルコによる福音11章24節にある「そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう」という聖句を信じて天国で再会できることを楽しみにしています。

祈りは必ず聞かれる

ユースラッシュに参加して感じたことは、祈りは必ず聞かれるということと御言葉を日々蓄えなければいけないということです。1日目は断られたり出てきてくださってもすぐにドアを閉められてしまったりして少し精神的にしんどいなと思いました。インターホンを押すことをためらってしまうこともありました。その時思ったことは拒絶されても神様はこの家の人を愛していること、イエス様も人々から拒絶されていたと思い出し、イエス様と同じ体験をしていることが嬉しいと感じました。 2日目、私は1人で本を紹介して届けることができませんでした。神様に「1冊だけでも届けることができますように。神様の力を見させてください。」と断られるたびにお祈りしていました。そして最後に訪問した家の方がちょうどこういう本が欲しかったと言ってくださって3冊の本を届けることができました。この時私は神様がお祈りを聞いてくださっただけでなく、私の願いよりも多くの恵を与えてくださることを体験しました。 また訪問をする時に私の心の支えになっていたものが聖句でした。断られたり、家の方が不在で本を紹介することができなかったりしても、「万事が益となって共に働くということを私たちは知っています」という聖句に励まされました。他にもディボーションで読んだ「わたしは、いつも目の前に主を見ていた。主がわたしの右におられるので、私は決して動揺しない。だから、わたしの心は楽しみ、舌は喜びたたえる。体も希望のうちに生きるだろう。」という聖句がいつも頭にあって神様が隣にいるから大丈夫だと思うことができていました。その日は動揺することも恐怖が心を襲うことなく、楽しんで訪問をすることができました。怖いと思う時や勇気がいる時、本当に力が与えられるのは漫画の言葉や偉い人いう言葉でもなく聖書の御言葉だということに気がつきました。 ユースラッシュに参加できたことを神様に感謝しています。