７７７の断食祈祷

Jul

７７７の断食祈祷

「７７７の断食祈祷」についてのお知らせ

７月７日（水）（朝７時～夜７時までの12時間）は
日本全国のアドベンチスト教会をあげての断食祈祷の日です。

昨年、世界はコロナウイルスのパンデミック、東アフリカと中東やインドで蝗害、アメリカ西海岸では大規模な山火事、世界中で信じられないような様々な自然災害が次々と起こっています。
また、価値観や思想が大きく揺らぎ、あの大国アメリカでさえ、分断と暴力によって社会に不安が蔓延しています。私たちは今、先行きを見通すことが難しい時代に生きています。
ヨエル書2章12節～18節にはこのように記されています。

主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。衣を裂くのではなく　お前たちの心を引き裂け。」
・・・シオンで角笛を吹き　断食を布告し、聖会を召集せよ。
民を呼び集め、会衆を聖別し　長老を集合させよ。幼子、乳飲み子を呼び集め・・・
祭司は神殿の入り口と祭壇の間で泣き　主に仕える者は言うがよい。
「主よ、あなたの民を憐れんでください・・・。」
・・・そのとき　主は御自分の国を強く愛し　その民を深く憐れまれた。

預言者ヨエルは、イナゴの大群が来てすべての食物を食い尽くすと言われます。2章1節では「主の日が来る…それは近い」、この世の終わりが、まじかに迫っていると警告しています。
SDAバイブル・コメンタリーには、このように説明が記されています。「主の大いなる日が急速に進んでおり、貴重な保護期間がわずかしか残されていないという事実を考慮すると、神の教会は霊的な無気力状態から目覚め、悔い改めとへりくだりを求めるべきである。シオンには、自分の霊的な達成度に満足している人がたくさんいます。彼らは、「富み、財を増し加え」、「何も必要としない」と感じています（黙示録3:17）。必要性を感じている人は、変化を起こすにはあまりにも無気力であるか、あるいは、不足分は後の雨の時に供給されると期待しています（TM507参照）。このような人たちはみな、シオンの見張り番のラッパの音で呼び起こされる必要があります。恵みの日が続いている今こそ、悔い改めを徹底的に行い、あらゆる汚れから魂を清めて、心に恵みの完全な働きをさせるべきです。」「（『SDAバイブル・コメンタリー』第4巻942ｐ）

断食の目的は祈りにあります。食を求める以上に、主を求め、祈りましょう。聖霊によって心を探っていただき、深い悔い改めをもって、主を求めましょう。
そのために今、日本全国の愛するアドベンチストの兄弟姉妹に信仰をもって呼びかけます。
7月7日（水）、共に断食と祈りをもって主の前に集いましょう！

セブンスデー・アドベンチスト教団
伝道局長　森田栄作

＊聖句は©️日本聖書協会

日時：2021年7月7日（水）朝7時～夕19時
場所：ZOOMミーティング

《スケジュール概要》