セブンスデー・アドベンチスト教会

第52日—祈りの課題—2020年5月25日 月曜日

第52日—祈りの課題—2020年5月25日 月曜日

キリストに委ねる

「アロンは主がモーセに語られた言葉をことごとく語り、民の面前でしるしを行なったので、民は信じた。また、主が親しくイスラエルの人々を顧み、彼らの苦しみをご覧になったということを聞き、ひれ伏して礼拝した。」 (©日本聖書協会)出エジプト4:30、31

「神に自分をささげたいと望みながらも、道徳的な力が弱く、疑いの奴隷となり、罪の習慣に支配されてしまいます。どんな約束も決心も、砂で作ったロープのように脆く、自分自身で思想、衝動、愛情を制することができません。こうして約束を破り、誓いを裏切って自らの誠実さに自信が持てなくなり、神は自分を受け入れてくださらないのではないかと思うようになるのです。しかし絶望するには及びません。必要なのは、本当の意志の力とは何であるかを知ることです。意志とは人の性質を支配する力、決断力、そして選択の力です。すべては意志の正しい選びにかかっているのです。神は人間に選択の力をお与えになり、人がそれを用いることができるようにしてくださいました。私たちは自分の心を変えたり、自分で愛情を神にささげることはできません。しかし神に仕えようと選ぶことはできます。意志は神にささげることができます。そうすれば、神は私たちのうちにお働きになって、神の喜ばれるように望み、また行うことができるようにしてくださいます。こうして性質は全くキリストの霊に支配されるようになり、キリストが愛情の中心となり、思想もまた彼と一致するようになるのです。」 『キリストへの道(英文)』 47ページ

瞑想しましょう:
奴隷の身分から解放するという神様の愛の約束に直面したとき、イスラエルの人々の応答は服従、献身、崇拝でした。あなたに対する神様の驚くべき愛について熟考するとき、あなたも神に対して同じ態度で応答するはずです。キリストにあなたの意志、人生、心を捧げましょう。神様は良いお方であり、あなたを助け、癒したいと望んでおられます。時としてプロセスは痛みをともなう場合もありますが、それをするだけの価値があるのです。世俗から手を放し、あなたの人生と意志を神様に委ねて日々主を礼拝いたしましょう。

讃美の報告:
1.コロナウィルスに対する制限措置によって、中近東の人々が福音への興味を持ち始め、さまざまな立場の人々が匿名で教会のオンラインプログラムに繋がっています。

2.中央アメリカ支部では、大規模な祈りのムーブメントが起きています。

祈りの課題

  1. パンデミックによって経済的な影響を大きく受けている世界中の文書伝道者のためにお祈りしましょう。福音の書籍がこの危機の中でも広く拡散できるように、そして多くの人々が祝福を受けることができるようにお祈りしましょう。
  2. 現在フードバンクの働きに従事している信心深い教会員のためにお祈りしましょう。地域社会の必要のために、愛の奉仕をしている人々がウイルスの脅威から守られるようにお祈りしましょう。
  3. 家族や自分自身が農業その他の自営業で成り立っている信徒、バイブルワーカー、宣教師のためにお祈りしましょう。ひどい干ばつの影響を受けている国で生活している人々の必要が満たされるようにお祈りしましょう。