すべての人間はキリストとサタンの大いなる戦いに巻き込まれている。
それは神の品性と律法および宇宙に対する主権をめぐる戦いである。
この戦いは天において、選択の自由を与えられて造られた存在が、自らを高くすることによって神の敵サタンとなり、一部の天使たちを反逆へと誘い出したときに始まった。
サタンはアダムとエバに罪を犯させ、世界に反逆の精神をもたらした。
この人間の罪は、人間のうちにある神のかたちをゆがめ、造られた世界の秩序を乱した。
そしてついには、創世記1章から11章の歴史的記録の中に記されているように、地球規模の洪水が起こり、荒廃状態を生じさせることになった。
世界は、造られたものすべてが注目する宇宙的な戦いの舞台となった。この戦いを通して、神は愛であることが究極的に擁護される。
キリストはこの戦いの中にあるご自分の民のために、聖霊と忠実な天使をつかわし、救いの道を歩む彼らを導き、守り、支えられる。
大いなる戦い

- キリストの生涯と死と復活
- 人間の本性