Happy Sabbath！
「今日の光」12月27日には、興味深い例話が掲載されていました。
戦場で瀕死の重傷を負った兵士が、野戦病院でかろうじて命をつないでいました。彼は明らかに何かを待ち望んでいたのでした。司令官が到着したとき、ようやく彼がなぜまだ頑張っていたのかがわかりました。ベッドに寄りかかった上官は、見通しが暗いことをよく知っていましたが、「元気か、息子よ」と優しく問いかけました。若者は顔を上げ、司令官の顔を見ると、一瞬、苦しげな表情が消えました。「僕はたぶん大丈夫です」。弱々しい答えが返ってきました。「でも、知りたいことがあります。司令官はお喜びですか」
「もちろん。いや、それ以上だよ。君は優秀な兵士だった」。兵士の唇には一瞬かすかな笑みが浮かびました。彼は深いため息をついてから、息を引き取りました。（ショーン・ブーンストラ『神の真実』より）
息子は、司令官である父親が自分を優秀な兵士として認めてくれたことに満足して息を引き取ったのです。
私たちは、死の間際にあって、あるいは一年を終えるにあたって、どのような声をかけられたいでしょうか。主は、成し遂げたことではなく、「忠実な良い僕だ。よくやった」（マタイによる福音書25章21節）と、忠実さを問われます。
今年最後の安息日を迎えますが、今年一年、主に対して忠実であったかどうか振り返りたいと思います。そして、『永遠の命』というテーマの聖書研究ガイドも最後になりましたが、キリスト再臨の後に与えられる天国の学びを通して、希望を新たにしたいものです。
皆様が、祝福された安息日をすごし、主にある平安のうちに新しい年を迎えられますようお祈りさせていただきます。
柴田俊生（教団総務局長、教育局長）
聖書研究ガイド副読本
暗唱聖句表
ガイドのポイント
ガイドのまとめ（パワーポイント）
ガイド朗読音源
ガイドバックナンバー
嬰児科・幼稚科用教材 ー 親子で楽しむ聖書物語
イエスさまだいすき安息日学校部小学校１〜３年生用 全12巻
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イエスさまのように安息日学校部中学生たちが、この学びを通して、イエスを自分の救い主として受け入れ、イエスのように献身した歩みをしてほしいと願っています。