Happy Sabbath!
皆さんは使徒の中で誰に一番注目し、また共感しているでしょうか。
使徒行伝の中で彼らの活躍を見るのでヨハネ、ペテロ、あるいはパウロを挙げる人が多いと思います。
しかし、ひねくれている私が好きなのはトマス。トマスの活躍は「ヨハネによる福音書」にしか出てきませんし、イエス様の復活の時にいわゆる証拠を求めたこと(ヨハネ20:24‐29)であまり評価されない弟子になっています。
でもイエス様は決してトマスを拒んではおられません。「…見なければ、わたしは決して信じない」(ヨハネ20:25)と言ったトマスに「信じる者になりなさい」と手を差し伸べておられるのです。
私自身「見ないのに信じる人」になりたいと思いますが、「見たから信じる」という自分が残っているのを認める時に、このイエス様とトマスのやり取りは大きな慰めとなるのです。
そういう点で、私は今週のガイドの逆説的なところに興味を持ちました。
ガイドには「最も大胆な不満が語られるときでさえ、その嘆きは明らかに信仰の行為であることに注目してください。」(ガイド34p)と説明されています。
私たちはどうしても神に対して不平不満を言ってはいけない、不信仰なことを口にしてはいけないと考えます。
しかしイスラエルの民たちは詩編の中でそれらを口にしているのです。
なぜなら、神への絶大な信頼がそこにあるからです。このような信仰を持ち、なんでも祈ることのできる信仰を目指したいものです。
伊藤裕史(東日本教区長)
*聖句は©️日本聖書協会
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