Happy Sabbath！
今週の聖書研究ガイドは、「永遠の福音」というテーマですが、前半部分では過去・現在・未来について何回か言及されていました。
パウロにとっての福音は次のようにまとめられます。
過去：十字架のキリストが、彼を過去の負い目と罪悪感から救い出しました。
現在：復活のキリストが、彼に今を生きる力を与え
未来：再臨のキリストが、彼に未来の希望を与えました。
（聖書研究ガイド第3課月曜日、20ページ）
若者は未来を語り、中年は現在を語り、老人は過去を語ると言われますが、世代を問わず私たち一人ひとりの過去、現在、未来にキリストは新たな光を与えてくださいます。
この喜びを伝えた一人が、木曜日で紹介されているアドベンチスト教会最初の宣教師ジョン・Ｎ・アンドリュースでした。当時の教会において最も有能な人物が未知なる宣教地ヨーロッパに派遣され、３天使のメッセージが伝えられたのです。
誰もが遠い地に行くことは難しいかもしれませんが、私たちも今置かれているところが私に与えられた宣教地であるということを覚え、イエス・キリストの永遠の福音を分かち合い、再臨に備えたいものです。
わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、（黙示録14章6節）
柴田俊生（教団総務局長、教育局長）
＊聖句は©️日本聖書協会
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