セブンスデー・アドベンチスト教会

Happy Sabbath!

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いまから31年前の夏休み、三育学院カレッジ神学科で最終年度の学びをしていたときのことです。秋に牧師採用試験を控えていたのですが、8月になっても「自分はこのまま採用試験を受けていいのだろうか」という迷いと自信のなさをぬぐうことが出来ず、悶々としていました。
ちょうどそのころ、出身教会で以前から大変お世話になっていた先生と再会して、自分のすっきりしない胸の内を聞いていただく機会がありました。
先生は、そんな私の話に親身に耳を傾け「これから先、牧師としてどんな教会に遣わされたとしても、君が本当に謙遜でいられたら、どんな人たちとも良い関係でやっていくことが出来るよ」と励まし、祈ってくださいました。
いま思い出しても、本当に恥ずかしいことなのですが、そのとき私は「人の心を打つような感動的な説教や、神学的にハイレベルな知識を求められたら自分はダメだけど、牧師に求められるのが『謙遜さ』だったら大丈夫かも?」と思ってしまったのです。しかし、この「謙遜であること」がどれほど難しいことなのかを、私は牧師の働きについてから何回も何回も思い知らされることになりました。

今週の聖書研究ガイドで、モーセがしゅうとのエトロからの助言に耳を傾け、それに従ったことを学びました。
「耳を傾け、協力し、助言を受け入れ、学ぶ精神と謙遜さを持つことが、指導者の偉大な資質です。…『モーセという人はこの地上のだれにもまさって謙遜』でした(民数記12:3)。モーセはまさに「主の僕」と言えるでしょう(ヨシュア1:1,2)」(ガイド副読本 68ページ)。

教会生活や、聖書の学びには「卒業」がありません。一生学び続けるのです。イエス様は私たちに「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる」(マタイによる福音書11:28・新共同訳聖書)と招いておられます。「私が日々イエス様の謙遜を学び続けられるように、へりくだった心をお与えください」、と祈りたいものです。
祝福された安息日になりますように!

伊藤滋(三育学院中等教育学校チャプレン、三育学院教会・光風台教会牧師)

*聖句は©️日本聖書協会

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