Happy Sabbath!
寒い毎日ですね。今週仕事始めだった方が多いと思います。どのような1週間をお過ごしになったでしょうか。
今週の学びにおいては、永遠に変わらないはずの神さまの愛が、私たちの態度いかんで、変わるように見えるのはなぜだろうか？ということを考えました。
その理由は、神さまと私たち人間との間の関係も、人間同士の関係と同じように「関係」であるからです。そのことを分かりやすく説明しているのが、神さまと神の民との間の「契約」という概念です。
創世記12:1、2にある次の聖句を見ると、そのことがよく分かります。
「主はアブラムに言われた。『あなたは生まれ故郷／父の家を離れて／わたしが示す地に行きなさい。わたしはあなたを大いなる国民にし／あなたを祝福し、あなたの名を高める／祝福の源となるように。』」
神さまは、この世界を祝福したいと思っておられ、ここでは、祝福の通路となるアブラム（後のアブラハム）を召され、契約を持ちかけておられるのです。「わたしが示す地に行きなさい」という条件にアブラムが応じる限り、神さまは彼を「祝福」するという契約です。アブラムが、神さまの示す地に行くことをやめると、契約が破棄され、その結果神さまの祝福も与えられなくなるのです。
このように、神さまの愛は、ご自身と私たちとの関係性の中で与えられるものなのです。
神さまとの関係を深めることのできる、祝福された安息日をお過ごしになれますように。
浦島 靖成（教団文書伝道部長、メディアセンター部長）
＊聖句は©️日本聖書協会
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