福音を全世界に
神様は全人類を無条件で愛してくださっています。神様が地球をご覧になるとき、そこに住むすべての人々が神様の憐れみと赦しの対象です。贖罪の御旨はすべての人に与えられており、神様の恵みは地球上の人間一人ひとりに注がれています。どんなに罪深い人でも神様の愛が届けられていない人はいません。
キリストは十字架にかけられたとき、全人類の救いを思っておられました。救いの供え物として自らを献げ、その犠牲は全世界に影響を与えたのです。
私たちが心からお返しする什一と献金が世界中に福音を宣べ伝えるという使命を果たすためには、地元の教会だけで使われるのではなく、世界中に行き渡らなければなりません。エレン・G・ホワイトは言っています。「神様のお金は、あなたの身近なところだけでなく、遠い国々、島々でも用いられるべきです。もし神様の民がこの働きに従事しないならば、神様は正しく用いられない力を必ず取り除かれます」（教会への証 第７巻、215頁 英文）。
什一と献金は、世界的な救いの働きを前進させる神様の計画の一部なのです。神様の御業の完成を祈りつつ、忠実な管理者として歩む決心をしたいと思います。自分の願いは最後にして、神様を第一にすることができますように祈りましょう。
＊聖句は©️日本聖書協会