第8課 新約聖書の希望 金城博明
- 今週のポイント
日曜日・・・パウロはⅠコリント15:13以降でキリストの復活した事実が人間の復活の根拠だと伝えます。キリストの復活無しには私たちには何も希望はありません。皆様は今、生きておられるキリストと日々出会っていますか? 死んだ信仰にならないよう注意しましょう。
月曜日・・・再臨はなぜまだ来ないのでしょうか? 遅れていると思いますか?「ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです」(2ペトロ3:9)。キリストの再臨を家族や友人に伝えるのは今です!天国に行ってからは伝えられません。後悔しないようにしましょう。
火曜日・・・キリストは「はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。」(ヨハネ6:47)と言われました。永遠の命を将来与えられるであろうと未来形では言っておられません。皆様は今、永遠の命を得ていますか? 救いの確信を持っていますか?
水曜日・・・パウロがテサロニケの人々に手紙を書いた時、テサロニケの人々は、再臨まで生き残る者たちだけに永遠の命が与えられると信じていました。そのような中でパウロはⅠテサロニケ4:13~18で死は眠りでありキリストの再臨の時にお墓から蘇ると宣言します。
木曜日・・・Ⅰコリント15:51で「神秘」という言葉が出てきます。この「神秘」はキリストの再臨の事を示す言葉ですが、他教派の人々は「隠れた昇天・秘密携挙」(用語解説参照)だと主張します。「神秘」とはキリストの再臨の時、死んだ体が永遠に体に復活する事、お墓から人々が復活する事です。
- 用語解説
「秘密携挙」・・・クリスチャンはある日、突然天に引き揚げられ、その後7年間の大患難の時に多くの人々が悔い改め、大患難後にキリストが目に見える再臨が起こるという考え方。
- ディスカッションのためのテーマ
①今の世界情勢を見ながら、どのようにしたら家族・友人にキリストの再臨の切迫感を不安や恐れを煽るのではなく希望として伝えられるでしょうか?
②今、救いの確信を持っていますか? 持っていないのであれば何が原因でしょうか?