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第12課 終わることのない礼拝 吉村忍
1.安息日午後
【暗唱聖句】
命ある限り、わたしは主に向かって歌い/長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。
詩編104:33(新共同訳)
★私たちは現在、家庭で神様に礼拝をおささげし、安息日毎に主にある兄弟姉妹と礼拝をおささげしています。神様は、私たちに近い将来、もっと素晴らしい礼拝の約束を与えてくださっています。それは、天国で神様におささげする礼拝です。安息日を迎えるたびに、やがて天国でおささげする礼拝のことを心にとめたいと思います。
2.日曜日:聖所に向かって手を上げる
ハレルヤ。主の僕らよ、主を賛美せよ/主の御名を賛美せよ。
詩編113:1(新共同訳)
★「聖所」は、現代に置き換えますと「教会」をあらわしています。「ハレルヤ」は、ヘブル語で「主をほめたたえよ」という意味です。「ハレルヤ」は、詩編に多く記されている言葉です。
今日も、「ハレルヤ! 天地創造の神様に栄光がありますように!」と主の御名をほめたたえて歩んでまいりたいと思います。
3.月曜日:新しい歌を主に向かって歌え
新しい歌(①)を主に向かってうたい/美しい調べと共に喜びの叫びをあげよ。詩編33:3(新共同訳)
彼らは・・・新しい歌(②)のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた14万4千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。ヨハネの黙示録14章3節(新共同訳)
★上の二つの聖句は、「新しい歌」には二つの意味があることを教えています。
①「毎日歌う新しい歌」:神様が私のためにして下さった救いの働きをおぼえ、神様への感謝と愛に満たされて歌う歌は神様にささげられる新しい歌となります。
②「御国において歌う新しい歌」:やがて私たちは、イエス・キリストによって救われた喜びを世界中の人々と共に歌います。その日が早く来ることが願わずにはいられません。
4.火曜日:どのような人が幕屋に宿るのですか
主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り/聖なる山に住むことができるのでしょうか。
詩編15:1(新共同訳)
どのような人が、主の山に上り/聖所に立つことができるのか。詩編24:3(新共同訳)
★ぜひ、詩編15篇と詩編24:3~6をお読みください。上の二つの聖句は、神様の御前で礼拝をささげるのにふさわしい人はどのような人なのかを私たちに示しています。神様は、私たちが清い心を求めることをお喜びになります。神様に礼拝をささげる時には、聖霊の神様のお助けを通して、自ら(自分)の罪を悔い改め、罪を告白し、罪の赦しの約束を信じることがとても大切です。
5.水曜日:国々に主の栄光を語り伝えよ
・・・日から日へ、御救いの良い知らせを告げよ。国々に主の栄光を語り伝えよ。諸国の民にその驚くべき御業を。国々にふれて言え、主こそ王と。詩編96:2、3、10(新共同訳)
★私たちが神様におささげする礼拝の行いは、聖書の神様がどのようなお方であるのかを周りの人々に語り伝えていく伝道の側面があります。
6.木曜日:神がいけにえを喜ばれないとき
神の受けられるいけにえは砕けた魂です。神よ、あなたは砕けた悔いた心をかろしめられません。詩篇51:17(口語訳)
★神様は、いつもに人の心をご覧になっています。神様がお嫌いになるのは口先だけの言葉(偉そうなことを言って、何もしないこと)や心が入っていない形式的な行為です。反対に、神様がお喜びになるのは悔いた心(自分の罪を悔い改めること)です。
7.金曜日:さらなる研究
礼拝をささげる者が心にとめておくべきことは、聖霊の神様を通して自ら(自分)の姿に気づかされることによって罪を悔い改め、罪を告白し、心からイエス・キリストの救いを求めることです。
「神を礼拝するために集まる者は、すべての悪事を捨て去らなければならない。彼らが、霊とまこととをもって、聖なる装いをして神を拝むのでなければ、彼らが集まるのは無益である。」
(『希望への光』412ページ、『国と指導者』上巻、25ページ)