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第10課 過去の教訓 北 睦夫
1.安息日午後
詩編は、神の民が、各時代に、神の目的のために、重要な役割を担って(大切な働きをして)きたことを証ししています。
2.日曜日: 止めようのない主の誠実さ
詩編78編を読んでください。
神の民は、神が神の民のためにしてくださったことを忘れ、神を信頼せず、神を試み、神に反抗し、神の律法と契約と証を守りませんでした。
3.月曜日: 歴史を心に留めることと神への賛美
詩編105編を読んでください。
歴史は、神がアブラハムへの約束を必ず守られるということを証明しています。そのことを確認することによって、私たちの信仰は、確かなものとなり、それが、希望を生み出し、神を心から讃美する者へと変えられていくのです。
4.火曜日: 歴史を心に留めることと悔い改め
詩編106編を読んでください。
神は、歴史を通して、神の民の罪をハッキリとさせ、罪を悔い改める者に、神は、実に憐れみ深く、恵みに満ちたお方であることを示しています。また、終わりの時代に生きるアドベンチストにとって、メッセージを伝えることだけでなく、モーセのように罪人の救いのために執り成しの祈りをすることも大切なことです。
5.水曜日: 主のぶどうの木のたとえ
詩編80編を読んでください。
神は、神の民に、「わたし(神)が主(神の民のリーダー)」であることを知る心を与え、悔い改めて、罪から離れ、※1真心を持って、神に立ち返るように計画しておられます。
※1真心を持って:正しく素直で、うそを言ったりごまかしをしないしないで、一生懸命に尽くす心
6.木曜日: 歴史における主の優越性
詩編135編を読んでください。
神は、イスラエルの民を「特別な宝」と言っておられます。それは彼らが、他の民族よりも優れているというのではなく、全世界を救うという神様の目的の中で、特別な役割(※2他の国に光照らす人となること)が与えられているということです。現在は、私たちも神から特別に選ばれたものとして、その使命を謙虚に全うしていきたいものです。
(※2他の国に光照らす人となること)「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。(マタイによる福音書5:16)」
7.金曜日:さらなる研究
使徒言行録7章とヘブライ11章を読んでください。
神の民の歴史を知ることは、私たちが何者であるかを知ることであり、神の※3真実さ※4誠実さを知ることであります。歴史を振り返る時に、神の約束は、必ず果たされることを確信致します。私たちアドベンチストにとってキリストの再臨は、歴史的な事実となることを確信し、希望を持ってその日を待ち望みたいと思います。
※3真実さ:うそを言わない、自分を偉く見せない、 本当のことをありのままに見せる
※4誠実さ:真面目で真心があること うそや見栄のない心、一生懸命に尽くす心