安息日学校部

ウクライナの難民への支援

ウクライナの難民への支援

ジョージアにはおよそ400万人が暮らしており、グリゴル牧師は、その中でたった2人しかいないジョージア人のアドベンチスト牧師の1人です。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
ここでは働き手が少ないので、牧師は多くの役割を担っています。十分な資源もないため、大きな困難を抱えています。

グリゴル牧師はジョージアで二番目に大きな市、バトゥミという港湾都市に住んでおり、教会周辺に新しいアパートやカジノ、建物が建設されるにつれ、宣教課題は日々大きくなっています。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
多くの人は、神様について話すだけでは信用してくれません。これが課題の一つだと言えます。

歴史的に、ジョージアはキリスト教を国教にした2番目の国ですが、アドベンチストは根を張るのに苦労しています。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
ジョージアのアドベンチスト教会は非常に小規模です。全国で約300人のアドベンチストが点在しており、バトゥミの教会は40人ほどの教会員で成り立っています。

小人数にもかかわらず、バトゥミの教会員は伝道熱心で、キリストの方法に倣った実践的な伝道を行っています。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
例えば、困っている人たちのためにさまざまな社会的・人道的プロジェクトを計画するように、私たちが人々の必要に応え、彼らと親しくなり、コミュニケーションをとり始めれば、私たちは信頼を受けるようになります。

今、助けを最も必要としているのはウクライナからの難民で、バトゥミの教会はさまざまなクラスやプログラムを提供し、彼らを歓迎しています。
これは英語のクラスです。このクラスは、ウクライナの人達が学び、交流するための素晴らしい場となっています。故郷のウクライナを離れた彼らがコミュニティを築き、支えられ、大切にされていると感じられる場でもあります。教会では、ジョージア語も学べます。言語を学ぶことで、仕事を得る機会を増やし、現地になじむことができるのです。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
このようなプロジェクトを通して人々と友人になり、私たちの教会や教理について質問されることもあるので、分かち合うこともあります。これらのプロジェクトが人々に影響を及ぼし、教会に通い始める人がいると信じています。

グリゴル牧師とバトゥミの教会員は、地域に更に多くのプログラムを提供するため、都市感化センター建設のために祈ってきました。今の教会は小さすぎるのです。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
さまざまな種類のイベントやミーティングを行う部屋やスペースがないため、大変なときがあります。たとえば、英語のクラスでは、礼拝のために使っているホールを使わなければなりません。私たちにとって、今一番必要なものだと言えます。

今期の13回献金の一部は、バトゥミ市の都市感化センターのために用いられます。これにより、伝道は更に進展するでしょう。

〈グリゴル牧師(ジョージア、バトゥミ市)〉
私たちの国の宣教に関心をよせ、支援してくださるたくさんの方がおられることは、大きな名誉であり、喜びです。

バトゥミの教会員が、隣人たちの必要を満たし続けることができるようお祈りください。13回献金の伝道計画へのご支援を感謝いたします。

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