文書伝道部

もう二度と来たくない場所にいた出会うべき人

もう二度と来たくない場所にいた出会うべき人

S・M(三育学院教会)

ある午前中に訪問した最後の家で、80代のおばあさんがお会いしてくれました。話を聞いていく内に、その方はクリスチャンであること、しかも一度は牧師を志したこともあるということが分かりました。私もクリスチャンであること、また現在牧師を志していることを伝えて、これまでの神様の導きを分かち合い、最後はお祈りをすることもできました。
それまで、その地域は本当にもう二度と来たくないと思うほど難しい場所だと思っていたのですが、そこにも本当に神様を知る人たちがいるのだと改めて知り、励まされました。私たちの働きは先の見えないものばかりです。
時にはその状況に苦しくなることも多くあります。しかし、神様は私たちをどこにどう用いようかという計画をしっかりもっておられて、時に応じて励まし、力づけて下さり、こういった恵の一端を私たちにもみせてくださることは本当に大きな祝福だと思いました。その導きにこれからも身を委ねて進んで行きたいと思い出せます。

ユースラッシュ3回目は期待で胸がいっぱい

今回、私はユースラッシュに参加するのが3回目でした。今回は神学科生という立場で参加させていただくことになり…以前より聖書や神様の愛について深く知った状態で始まったこの期間は培った経験とは違う新鮮さで、どのようなことを神様が成してくださるのかという期待感で胸がいっぱいでした。そんな中早速素敵な出会いが与えられ、エホバの証人の方の家に訪問することができました。そこでは嬉しいことに2冊の本を買っていただきました。そしてなによりその方が私たちを心から応援してくださり、またその方自身も真理を求めておられることがお話の中でよく伝わってきました。残念ながら、一度売れた本を後に返却なさったのですが、私があの家に訪問することには大きな意味があったのだと心より思います。後ほどリーダーの方から伺ったのですが、エホバの証人の方々は他の宗派の本を買うことなどが禁じられているそうで、あの場で買っていただき、楽しくお話しできたことは大きな実りだったと思います。
今後、真理を求め続けるあの方の心に、キリストが大きな愛をもって触れ、いずれ天国で再会できればなによりの幸福です。そのためにキリストがあの方を導いてくださることを心よりお祈りしています。