真理のために罵られる
「わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」 (©日本聖書協会)マタイ 5:11~12
「どの時代にも、神が選ばれた使者たちは、ののしられ、迫害された。しかしその苦難を通して、神の知識が広まったのである。キリストの弟子はみなこの列に加わり、預言者たちと同じ働きを推し進めなければならない。そして敵は、真理に逆らっては何一つなし得ず、むしろ真理のためになっていることを覚えるべきである。侮辱のことばが浴びせられても、神は真理が前面に出され、検討と論議の主題になるよう意図しておられる。人々の心を、ゆり動かさなければならない。あらゆる論争、あらゆる非難、良心の自由を束縛するあらゆる企ては、ともすれば眠りをむさぼりがちな人心を、目ざめさせる神の手段である。」 『祝福の山』 41~42ページ
瞑想しましょう:
迫害が来るとき、あなたの評判が中傷されるとき、あなたの命が危険にさらされるとき、キリストの愛と真実が最も明るく輝きます。このようなプレッシャーに直面した時、どのように反応するか、何を語るか、何をするかは、あなたを陥れようとする人々に対してあなたの忠実さが与える影響力の大きさを左右します。あなたがいつも忠実で愛情深くいられるように、たとえ迫害にあっても同じ愛を示すことができるようにキリストに助けを求めてみませんか? 今日もキリストの愛を受けつつ、たとえ天が落ちかかろうとも真のクリスチャンとして立つことができるように祈り求めましょう。
賛美の報告:
世界中の牧師、教会の働き人、教師、そして伝道の指導者たちが、什一と献金の減少によって経済的な困窮を経験しています。しかし彼らは奇跡を行われる神様に信頼をおいています。神様は財力に乏しい人々に、これまでよりももっと大きな伝道のための扉を開いてくださっています。
祈りの課題
- 地域の孤独な人々に、温かいスープを提供して繋がりを保っているオーストラリアのシドニーのワーウィック・アドベンチスト教会の『モービル・スープ・キッチン』プロジェクトのためにお祈りしましょう。地域の人々を助けながら、ますます多くの人々と繋がることができるように特別に祈り求めましょう。
- 東アフリカ・ルワンダのキガリにある新しい医療学校のためにお祈りしましょう。この学校を卒業する学生と、彼らが現場で奉仕する人々の救いのためにお祈りしましょう。
- 2019年12月の地震によって破壊された、南フィリピン・アドベンチスト・ユニバーシティー教会の再建のためにお祈りしましょう。
- 名も知られていない小さなイスラム教地域において、人々に良い影響を与えているアドベンチストの伝道センターの働きのためにお祈りしましょう。一部のイスラム教徒たちは、コロナウィルスの危機の中で、彼らに祈ってほしいと依頼してきました。彼らはアドベンチストの神様が祈りを聞いてくださると信じているのです。