-60日の祈り- 12月30日(水) 41日目
バプテスマの証 - 島袋文与さん (那覇教会)
わたしが聖書を学ぶようになったきっかけは、長年の趣味だった読書だと感じます。物理学や生理学など様々な分野の本で、興味深い記述を何度も目にしました。研究を極めていくと、この世界はミクロからマクロまで、神の存在を肯定せざるを得ないほど精密かつ神秘的にできているというのです。そして、どんな本を読んでも最後には聖書にたどり着くということが頻繁にありました。そこで、聖書という本の謎を解くため、クリスチャンの母が参加していた勉強会にわたしも参加してみることにしました。
初めての集まりの席で、黄色い光に包まれた女の人の幻を見ました。母が「3人以上が集まってお祈りするところには聖霊がやってくる」と話をしていたのを思い出し、わたしは「きっと勉強会を見守ってくれていたに違いない」と感激しました。
それから1年間、教会の礼拝や勉強会、連続講演会へと足を運びました。その間、祖父の死などいろいろなことがありましたが、その度に教会の方々が優しく接し、祈ってくださり、牧師先生の助けや導きもあって、無事バプテスマ式の日を迎えることができました。温かく迎えてくださった教会の方々や牧師先生にはとても感謝しています。
実は、式の一週間前に赤ちゃんを授かっていることを知りました。もう子供は授からないものだと思っていたので、このタイミングで与えられたのは神様の祝福以外に考えられないと、とても喜びました。さらに、わたしの主人は一年前まで「あなたが信じる分には構わないけど、僕は教会へは行かないよ」と言っていたのですが、教会への印象も変わったようで、バプテスマの日には初めて教会に来て一緒に祝福してくれました。赤ちゃんのことも含め、まるで光が差し込んだように感じました。
バプテスマを受けたことは、わたしにとって喜びです。世の中はコロナ禍で暗いニュースも多いですが、神さまと主人と新しい命と共に、希望を持って歩んでいきたいと思います。
【祈りの課題】
- 医療関係者や食料品の販売員、物資輸送のような生活を支えるための働きに従事している人々のためにお祈りしましょう。生活必需品を供給するサービスを提供しているスーパーや小規模商店にも、神様の特別なお守りがあるようにお祈りしましょう。
- 家族の訪問が制限されている老人ホームに入居されている高齢者のためにお祈りしましょう。認知症をかかえた高齢者には、現在の状況がまったく理解されていない場合もあります。神さまのお恵みの内に、彼らの命が支えられるようにお祈りしましょう。
- 不安と恐れの中で苦しんでいる多くの人々のためにお祈りしましょう。あなたの周りにそのような人がいるならば、彼らを励ますための方法を祈り求めてください。社会的距離を保ちながら、安全な方法で彼らをサポートすることができるようにお祈りしましょう。
【教団定時総会のために】
- 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
- 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
- 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
【総会ミニ知識】
1987年11月の第31回教団総会では、教団規則が改正になり、常務委員→理事、常務委員会→理事会、総務→総務局長、財務→財務局長になりました。これらは、現在も変わりません。また日本宣教90周年のため、ニール・ウィルソン世界総会総理(現在のテッド・ウィルソン総理の父)も来日し、総会終了翌日の宣教90周年記念大会の礼拝でメッセージを取り次ぎました。東京調布で行われたこの大会には、2千名が集まりました。