-60日の祈り- 12月28日(月) 39日目
肉体的ないやし
「主よ、その人が病の床にあるとき、立ち直らせてください。」 (詩篇41編4節)
「そしてキリストも、地上で伝道されていた時と同じように、今もなお憐れみ深い医者である。キリストの中にすべての病をいやす乳香があり、あらゆる病弱から回復する力がある。今日、キリストの弟子たちは、昔の弟子たちが祈ったように病人のために祈るべきで、そこに回復がもたらされるのは、「信仰による祈りは、病んでいる人を救」うからである(ヤコブ5章15節)。聖霊の力と、ゆるがぬ信仰の確信を通して、神の約束を自分のものとすることができるのである。「病人に手をおけば、いやされる」(マルコ16章18節 )。この主の約束は、今日もなお使徒の時代と同様信頼できるものであって、神の子の特権を示しており、わたしたちの信仰は、その中に含まれている一切のものを完全に把握していなければならない。」 『ミニストリー・オブ・ヒーリング』 203ページ
神様は言葉ひとつで、病を完全に癒やす力を持っておられるお方です。キリストは、信じるすべての者に癒しを与えると約束してくださいました。その癒しは、この地上において、あるいは来たるべき復活後の世界において、神様の思慮と完璧な知恵によって果たされます。
私たちは病人のために、信仰を持って、全能なる癒し主に祈るようにと励まされています。しばしば私たちは、自分でできる限りの事をしてから神様の癒しに頼ろうとします。病気を予防したり、治療のためにできる限り準備をすることは大切なことですが、病気を取り扱う時には、まず神様のもとに行き、導きを求めるべきです。
あなたは神様の癒しの力を信じていますか? キリストが最高の癒し主であると心から確信していますか? 健康なときに、あなたの人生を神様に委ねてください。そうすれば、病の中にあっても信仰を全うすることができるでしょう。癒やされるために、生活習慣を変える必要があるとするならば、あなたにはその助言を受け入れる決心がありますか?
【緊急の課題】
セブンスデー・アドベンチスト中央アメリカ支部のエリ・ヘンリー総理とお嬢様のイルマ・ヘンリーさんが、クリスマスイブにハイチで誘拐されたと報道されました。誘拐犯からは500万ドルの身代金の要求があり、現在、ハイチの当局が解決にあたっています。
イルマさんはハイチアドベンチスト病院の理学療法の責任者で、ご両親は休暇でハイチの親戚の家に向かう途中でした。
お二人の無事と一刻も早い解決のためにお祈り下さい。
【祈りの課題】
- 働くすべを失った貧しい国々の人々のためにお祈りしましょう。この地域の教会、教会員に必要な食物や生活物資が供給されるように特別にお祈りしましょう。
- 最前線で戦っている医療従事者のためにお祈りしましょう。彼らがコロナウィルス感染から守られ、重責やストレス、また疲労困憊の状態から回復できるようにお祈りしましょう。
- 自粛によって経済的な困難の中にある多くの企業や小規模店舗のためにお祈りしましょう。一日も早く状況が改善されるように祈り求めましょう。
- 政府のリーダーの上に、神様の知恵が与えられるようにお祈りしましょう。主が働かれるならば、すべての事柄がすみやかに回復すると信じましょう。
【教団定時総会のために】
- 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
- 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
- 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
【総会ミニ知識】
機構改革により6教区制となった後、最初の総会(第29回)が1978年に行われました。
総理報告では、機構改革の評価がなされました。総務報告では、教会員数が9372名となり、1万名まであとわずかとなりました。また確認事項として、「次期総会までの目標として日本の教団を部会(ミッション)から年会(カンファレンス)にすることを確認する」ことが挙げられました。「部会から年会へ」というモットーが、日本教団が自立する合言葉になりました。