セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月22日(火) 33日目

共にリバイバルを求める(1)

「武力によらず、権力によらず/ただわが霊によって、と万軍の主は言われる。」(ゼカリヤ書4章6節)

次に何をするべきか? 霊的な再スタートのための3ステップ
あなたの教会で、信仰の友と一緒に霊的リバイバルを経験したいと望まれますか? 実際に、ドイツ、スイス、タジキスタン、米国において、教会を霊的な覚醒と希望へと導いたプログラムがあります。リバイバルが起きるのに場所は関係ありません。たとえ世俗的な国であっても、人々が継続して自分自身をイエスに委ね、聖霊の祝福を祈り求めるならば、どこでもリバイバルは起きるのです。

2021年、あなたの教会や祈りのグループが、霊的な再スタートを経験できるように祈り求めましょう。計画を練り、参加者の意見も取り入れ、開始するタイミングを決めましょう。日本の文化、地域性、また自分のグループ独自の必要に応じて、多くのアイディアを効果的に盛り込んでみましょう。

米国アラバマ州ディケーターにある一つの地域教会の例を上げ、今日から3日間に渡ってステップ1~ステップ3を紹介していきます。

ステップ1 - 再スタート
数週間、あるいは数か月間、熱心に聖霊を祈り求める期間を設けましょう。聖書研究と霊的な書物を読んだあとで、共に祈りましょう。
伝道講演会の準備として、ディケーター教会のメンバーは、安息日の朝教会に集まって30分間祈ることから始めました。彼らは祈りやリバイバルの大切さ、また聖霊の働きを奨励するために週報を用いました。また安息日を2回使って、聖霊についてのビデオセミナーを持ちました。セミナーの後、霊的リバイバルに関する短い書物を配って、各自が6週間繰り返し読むように指示しました。(彼らは『個人的リバイバルへの道(日本語版は教団ホームページからダウンロードできます)』を選びました。他に『キリストへの道』やリバイバルに関する安息日聖書研究ガイドを用いても結構です。)その後、「10日間の祈り」プログラムでリバイバルと聖霊を祈り求め、安息日は祈りと讃美を主におささげしました。

【神のみことばによって祈る】

聖霊がすべてを成し遂げてくださいます
主よ、「成功」は人間の力から来るものではないとあなたはおっしゃいました。聖霊の力に欠乏している私たちをお赦しください。ラオディキアの生ぬるさから、あなたのリバイバルへと導いてください。私たち自身の救いのためでなく、隣人を救うために、私たちを覚醒させてください。あなたが約束してくださる永遠の喜びを心から感謝します。

【祈りの課題】

  1. まだキリストを知らない、世界人口の70パーセントを占める数千の人種グループのためにお祈りしましょう。危機の中でも、新しい方法で彼らに福音が届くようにお祈りしましょう。
  2. 私たちの生活に信仰と証が表されていないことを認めるとき、悔い改めと謙遜な心が与えられるようにお祈りしましょう。
  3. 隣人に、積極的に聖書のみ言葉を伝える神の働き人、教会員がますます増えるようにお祈りしましょう。
  4. 他国から来る働き人の手が不足しています。彼らが再び日本に来ることができるようにお祈りしましょう。

【教団定時総会のために】

  1. 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
  2. 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
  3. 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。

【総会ミニ知識】

1951年には、4月の第16回に続き、12月には臨時ではありますが、第17回の総会が行われました。同年4月に宗教法人法が施工され、各宗教法人は規則を制定し、文部大臣の認証を受けることになりました。そこで、セブンスデー・アドベンチスト教団も文部大臣に申請する前に、規則を承認するための総会を臨時で開くことになったのです。

この規則は、1953年7月1日付で認証を得ました。この規則は総会でしか変更することができませんので、毎回、総会のたびに何点かの変更が決議されています。