セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月19日(土) 30日目

バプテスマの証 - 春日井ジョージアさん(岐阜教会)

『カトリック家庭からアドベンチスト教会へ』
私は、フィリピン出身のジョージア・マリアーノ・春日井です。
私の両親はカトリック信徒で、私たちの家にはマリア像の祭壇がありました。私は小さい頃、そのマリア像が神様だと思っていました。

16歳の頃、プロテスタントのクリスチャンであるクラスメートから聖書研究をしないかと誘われ、彼女の家に行きました。私は当時あまり家にいたくなかったので、その誘いに応じました。その聖書研究で、牧師は主の福音についてヨハネ3:16を用いて、「神は、その独り子をお与えになったほどに世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」と話されました。私はそこでイエス様のことを初めて学び、心から感動しました。

私はこの永遠の命のことについて、もっと多くの人に知らせたいと思い、母に相談して、家でも聖書研究をすることにしました。私は、家族10 人と親戚がこの福音を聞いて、イエス様を救い主として受け入れることができるようにと祈りました。その後、母が最初にバプテスマを受け、そして私とすぐ下の妹が続きました。今、家にあったマリア像はすべてなくなりました。

私は23歳の時に、未信者の日本人と結婚して日本に移り住み、3人の男の子を授かりました。その後しばらく教会から離れていましたが、7年前にフィリピンのアドベンチスト教会の牧師となった弟から突然連絡が入り、日本のアドベンチスト教会を探して行くようにと言われました。

神様は私を岐阜教会へと導いて下さいました。小さな教会ですが、不慣れな私をとても温かく迎えてくれました。日本人の信仰の家族ができてとても幸せです。感謝です。「信じて洗礼を受ける者は救われる」とマルコ16:16にあるように、私は5
年前、平田牧師によって、アドベンチスト教会のバプテスマを受けました。天の神様をほめたたえます。これから、信仰に理解のある夫や子供たちも導きたいと思います。また、岐阜教会にはフィリピン人のメンバーがいます。みんな一緒にイエス様の再臨を待ち望んでいます。アーメン!

【祈りの課題】

  1. 私たちの前途にはさらに困難な試練が待っていることでしょう。神様が私たちの信仰を強めて下さるように引き続きお祈りしましょう。
  2. 神の民の上に、豊かな聖霊の注ぎがあるようにお祈りしましょう。神の民の働きが速やかに完了するならば、私たちが御国に帰る日を早めることができます。
  3. ウィルス感染拡大の混乱の中にあって、教会員の安全を第一に考え、励まし、導いているあなたの教会の牧師や教会責任者に、天来の知恵が与えられるようにお祈りしましょう。
  4. 私たちが、免疫力を高める健康原則に沿った生活ができるようにお祈りしましょう。
  5. 神様が私たちの心を愛で満たし、感動を与え、心を新たに造り変えてくださるようにお祈りしましょう。神様の愛が私たちからあふれ出て、望みのない人々の心に愛の香りを届けることができるようにお祈りしましょう。

【教団定時総会のために】

  1. 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
  2. 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
  3. 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。

【総会ミニ知識】

1945年8月15日の終戦後、教会再開の準備が始まり、極東支部代表代理A.N.ネルソン牧師の召集により、11月に戦後最初の会議が行われました。日本連合伝道部会常務委員の選出、安息日学校教課の復刊、月刊『時兆』の復刊、各教会の財産返還交渉などが決議されました。