-60日の祈り- 12月12日(土) 23日目
バプテスマの証 - 畑井成兄さん(神戸有野台教会)
安倍前総理辞任の主因になった潰瘍性大腸炎。国が指定する難病で大腸に潰瘍ができ、血便を伴い激しい下痢が一日中続きます。発病原因が不明で根治させる治療方が未だに無く、緩解と再燃を繰り返します。
私は2007年の秋に発病し、既に12年間闘病して参りました。発症時は主症状の下血と下痢に加え、合併症で高熱、激しい頭痛、間接の痛みが激しく、私の場合は足首が腫れ、歩くことさえ困難でした。当時の治療法はステロイドを極限値まで点滴し絶食を続けるという対症療法です。症状が治まると、数ヶ月かけて投薬となりますが、ステロイドを減らすことでまた再発するという悪循環です。
発病9年目に三田教会で叔父の葬儀があり、村沢先生と巡り合い、その時クリスチャンにとても心ひかれたのですが、その後も再発で入院し、教会に行く機会を逸しておりました。10年目には一番ひどい再発で再入院となり、肉体的にも精神的にも限界に達して、退院後は断捨離して覚悟をした時に神様が励ましに来て下さいました。
少し体調が戻り、家内と二人で導かれる様に教会へ。村沢先生からバプテスマに向けてのご指導を毎週土曜日の礼拝後にしていただく様になりました。洗礼を授けていただく予定日が12月と決まりましたが、この10年間は毎年12月に再発し入院、病院で年越しをするのが'常でした。とても気がかりでしたが、ご指導の途中、病もすべて神様のご計画であると諭していただいた日から病は怖くなくなり、また再発の気配すらありませんでした。そして神様の子供に生れ変わることが出来ました。
そして本日までずっと再発がありません。今まで年2回の入退院を繰り返していたのが嘘の様です。神様のなさることはすべて時にかなって美しい。 私の大好きな聖句になりました。
【神のみことばによって祈る】
神は、私たちに聖霊を与えたいと待っておられます
「イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている“霊”について言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、“霊”がまだ降っていなかったからである。」(ヨハネによる福音書7章39節)
【祈りの課題】
- 家族である教会が、神様の前とお互いの前で謙遜に歩むことの意味をしっかりと理解できるようにお祈りしましょう。神様が私たちに祈りの方法、悔い改めることの意味を教えて下さるように、また全身全霊で神様を求めることによって癒しが与えられるようにお祈りしましょう。
- 霊的に成長するということを神様が私たちに理解させてくださるように、また世界中で祈りの輪を起こすことができるように神様が助けてくださるようにお祈りしましょう。
- ヨーロッパ全土の若者たちが教会に戻ってくるように。また両親たちが、子どもが教会に戻ってくるための良いロールモデルとなることができるようにお祈りしましょう。
- 年齢、性別、肩書、地位に関係なく、誰にでも死が訪れることを常に意識し、神様の証人、メッセンジャーとして立つことができるようにお祈りしましょう。
【教団定時総会のために】
- 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
- 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
- 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
【総会ミニ知識】
1923年7月に行われた第3回日本連合伝道部会総会において、天沼を離れ緑に囲まれた閑静な場所に新しい教育機関を設立するための献金をすることが決議されました。土地購入、校舎、寮、住宅のために15万円という予算を立て、収入は世界総会から5万円、その年から始める収穫運動から5万円、そして総会出席者から5万円の献金というものでした。当時、総会における献金は、70円から75円でしたので、5万円というのは途方もない金額でした。