セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月9日(水) 20日目

私たちの格闘に対する神の解決(2)

「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。……あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたの内にいつもあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる。」(ヨハネによる福音書15章4、7節)

なぜ私たちは、毎日聖霊を求めるべきなのか?
何年も前のことです。私は、キリストに回心したギャングの物語を読みました。彼は、偽証、窃盗、その他あらゆる犯罪を真心から主に告白し、その結果、素晴らしい神のご介入を経験したのでした。神が、彼の人生を完全に造り変えてしまったのです。

この物語は、私に強いインパクトを与えました。私は自問自答しました。私はうまくやっているように思えるけれど、彼のようなことを経験をしたことがない。私は祈りました。「主よ、私も意識している罪と、あなたが示してくださる罪をすべて告白したいと思います。そして、毎朝1時間早く起きて祈り、聖書を読みます。あなたが、私の人生にも介入してくださるかどうかを見たいのです。」

主の御名はほむべきかな。主は私の人生にも介入してくださいました! 朝早く起きて功績を積んだからではありません。私が毎日、聖霊のいらっしゃるところに自分を置いた結果です。

地上において、イエスが毎日、新鮮な聖霊のバプテスマを求めていたとするならば、この力は、私たちにとってどれほど必要でしょうか? パウロは、内なる人について「日々新たにされていきます」と書いています。(コリントの信徒への手紙2・4章16節)さらに彼は、神の民が「その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて」くださる経験をするようにと祈りました。(エフェソの信徒への手紙3章16節)

エレン・G・ホワイトは、この希望について次のように言っています。「両親がその子供たちによい贈り物を与える時よりももっと気持ちよく、主は人々に聖霊を与えてくださる。み霊のバプテスマを日ごとに受けるためには、働き人がめいめい神に願いをささげなければならない」 (『患難から栄光へ』 上巻 46ページ)。私たちの「内なる人」は、毎日ケアされる必要があるのです。

【神のみことばによって祈る】

「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」 (マタイによる福音書6章33節)

【祈りの課題】

  1. セブンスデー・アドベンチスト教会が、神様が定められた人々を救済するためのミッションを遂行できるようにお祈りしましょう。
  2. 社会的距離を置いて過ごさなければならない状況の中でも、インターネットなどを通じてキリストのみ言葉や神聖さ、キリストの生き方に重点をおいた伝道活動が引き続き広げられるようにお祈りしましょう。
  3. 人類歴史上、最終時代に最も必要とされている三天使のメッセージと健康のメッセージを正しく広めることができるようにお祈りしましょう。

【教団定時総会のために】

  1. 教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
  2. 私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
  3. 私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。

【総会ミニ知識】

1917年4月のアジア支部総会における機構改革の決議を受けて、年会の総則、細則の草案を作成し、同年11月に、第1回日本年会総会が行われました。

1917年年会組織

第1回日本ミッション総会以来使用してきた評議委員会の名称が、常務委員会に変更になりました。