セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月3日(木) 14日目

リバイバルを実際に起こす(3)

「こういうわけで、今やキリスト・イエスにある者は罪に定められることがない。なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則は、罪と死との法則からあなたを解放したからである。」 (ローマ人への手紙8章1、2節 口語訳)

パウロの言う「肉の思い」とは何でしょうか?
聖書は神との個人的な関係について、3つのグループに分別しています。もちろんこれらの種類の中でも、親のしつけや性格、訓練度、年齢、文化、受けた教育の違いなどによって千差万別のかたちがあります。しかしどれだけ違いがあったとしても、神への基本的な態度はたった3 つしか存在しません 。

*関係がない ― 聖書はこれを「生まれながらの人」と呼んでいます
*満たされた真実の関係 ― 聖書はこれを「霊的な人」と呼んでいます
*分裂した偽りの関係 ― 聖書はこれを「肉的な人」と呼んでいます

これらの3つのグループは、コリントの信徒への手紙1・2章14~16節と3章1~4節に描写されています。ほんの少しだけポイントを解説するならば、生まれながらの人は世俗的な生活をしています。また、教会の中にいる2つのグループについて見てみると、問題がどこに隠れているのかが見えてきます。

重要なことは、あなたがどのグループに属しているかということです。以下に続く説明が、きっと自己分析の助けになるでしょう。これは自分を分析するのであって、決して他人の生活についてとやかく言うためのものではありません。あなたはどのグループに属しているでしょうか?

【生まれながらの人】
「生まれながらの人(自然の人)は神の霊に属する事柄を受け入れません 。その人にとって、それは愚かなことであって理解できないのです。霊によって初めて判断できるからです。」 (コリント人への第一の手紙2章14節 )

【霊的な人】
完全に、真の神との関係を持っている。私たちが霊的であるというとき、「わたしたちはキリストの思い(*霊)を持っている。」(コリント人への第一の手紙2章16節 口語訳 *括弧内は著者の訳によるもの)

【肉的な人】
神との間に分裂した、見せかけの関係を持っている。「兄弟たちよ。わたしはあなたがたには、霊の人に対するように話すことができず、むしろ、肉に属する者、すなわち、キリストにある幼な子に話すように話した。」(コリント人への第一の手紙3章1節 口語訳)

第13日目に、霊的なクリスチャンと肉的なクリスチャンの違いについて扱います。

【神のみことばによって祈る】

聖霊は、私たちを有罪宣告から解放してくださいます
主よ、私たちが聖霊に委ねて生きるとき、罪の呪縛から救ってくださるとの約束を知っていることは、なんと素晴らしい祝福でしょうか。キリストが私たちを不要な罪悪感から救ってくださり、私たちを罪と死から解放してくださったことに心から感謝いたします。

【祈りの課題】

1、わたしたちが詩篇139のダビデの祈りを個人的に心に留めて、神様とわたしたちの間に妨げとなっているものがないかどうか探っていただくことができるようにお祈りしましょう。聖霊が何かをお示しになったときには、心から告白し、神様と他の人々との正しい関係を築くことができるようにお祈りしましょう。
2、どのような状況にあっても、恐れではなく信仰によって生きることができるようお祈りしましょう。
3、失業した人、解雇された人、明日の食物にも窮している人々に、日常のかてが与えられるように祈りましょう。イザヤ書33:16、ピリピ4:19に約束されているように、神様が日々必要なものを与えてくださるようにお祈りしましょう。
4、セブンスデー・アドベンチスト教会に、神様がお委ねになった預言のミッション、メッセージ、活動が、世界中のクリスチャンに理解されるように、また、今こそ神様の栄光を輝かせるときであるということを理解できるようにお祈りしましょう。

【総会ミニ知識】

今日は、東日本教区理事会が行われますので、ぜひお祈りください。

西日本教区、沖縄教区は日曜日ですが、東日本教区理事会は木曜日に行われています。
静岡県、長野県、新潟県以北を範囲とする東日本教区は、全国の半数以上の教会員、礼拝出席者を抱えています。
教団総会の翌日1月19日(火)~20日(水)に教区総会が行われます。