セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月2日(水) 13日目

リバイバルを実際に起こす(2)

「わたしは命じる、御霊によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない。」(ガラテヤ人への手紙5章16節 口語訳)

何が欠けているのか?
最初に質問しましょう。私たちの問題の中心は何でしょうか? それは霊的な問題ですか? 私たちのなまぬるいクリスチャン経験の基礎に横たわっているのは、聖霊の欠如でしょうか? もし答えが「はい」なら、なぜ私たちの生活には聖霊が欠けているのでしょうか?

聖書の答えがここに記されています。
「得られないのは、願い求めないからで、願い求めても、与えられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で(「肉の思いに従って」 ローマの信徒への手紙8章5~7節を参照)願い求めるからです。」 (ヤコブの手紙4章2節下句、3節)

第1日目の読み物で学んだように、神は私たちが、聖霊を求め続けるように招いておられます。「これこそ、われわれが力を受ける手段なのだから、み霊の賜物を飢えかわくように求めようではないか。それについて語り、そのために祈り、そのことについて説教しようではないか。」 (『患難から栄光へ』 上巻 46ページ)

ヤコブはまた、「間違って」求めるときに、私たちは聖霊を受け取ることができない、と提言しています。おそらく彼は、私たちの心が「肉に属すること」で一杯になっているときに、神は私たちを祝福することができないと知っていたのです。パウロは次のように説明しています。「肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。」(ローマの信徒への手紙8章5、6節)

【神のみことばによって祈る】

私たちは、もはや情欲の言いなりにはなりません
主よ、聖霊が私たちの生活の中で働いて、罪の力を滅ぼしてくださることを感謝します。私たちの心の中で、御霊の実を成長させてください。あなたの素晴らしい約束を感謝します。

【祈りの課題】

1、平安によって恐れが静められ、この混沌とした状況のなかでわたしたちが強く立ち、神様が主導権を握っておられることの確かな事実に信頼することができるようにお祈りしましょう。
2、コロナウイルス感染のために苦しんでいる人、愛する人を失った人のために祈りましょう。傷ついた心に希望と慰めが与えられますように祈りましょう。
3、ケニアやアフリカの国々の教会員のため、飲食店などのお店を閉じなくてはならない人々の生活が支えられるようにお祈りしましょう。
4、文書伝道者、牧師、教師、バイブルワーカー、これまでのように戸別訪問ができなくなってしまった人々のためにお祈りしましょう。新しい方法で伝道ができるように、神様の知恵とアイディアが与えられますようにお祈りしましょう。
5、コロナウイルス感染拡大の影響で、集会を開けなくなった教会のために祈りましょう。教会員がインターネットやライブストリーミングなどを通して社会的距離を保ちながらも、一緒に集える方法を見つけることができますようにお祈りしましょう。

【総会ミニ知識】

1912年7月に行われた第4回日本ミッション総会において、教会の機関誌発行が決議され、1913年3月に『使命のおとずれ』が創刊されました。

それまでは、『末世之福音』(現在のサインズ誌)に、信徒の教養、教勢報告、人事などが掲載されていました。

その後、1920年3月に『使命』、

1972年に『アドベンチスト・ライフ』と改題し、現在に至っています。


戦時中、1943年9月の弾圧により休刊しましたが、1946年2月に教会活動再開の先陣として復刊されました。今年のコロナ禍にあっても休むことなく毎月、ライフ誌を発行できたことを主に感謝します。