セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 12月1日(火) 12日目

リバイバルを実際に起こす(1)

「得られないのは、願い求めないからで、願い求めても、与えられないのは、自分の楽しみのために使おうと、間違った動機で願い求めるからです。」 (ヤコブの手紙4章2節下句、3節)

可能性を心に描く
あなたの教会で、誰かがリバイバルメッセージを語ったと想像してみてください。最後のアピールがなされ、説教者が聴衆に向かって、イエスを受け入れるように招きます。誰も応じないかもしれません。あるいは数人が応じるかもしれませんし、多くの人が応じるかもしれません。神は人間に自由意志をお与えになったので、他人の招きにどのように応じるかを、誰であっても自分の手柄にすることはできません。しかし多くの人が神のメッセージを受け入れ、実際にリバイバルが起きるとき ― 説教を聞いて、個人的な聖書研究によって、友情伝道によって、あるいは神が用意されたサプライズによって・・・いずれにしても、私たちの証しが明らかに人々の心を勝ち取ったように見えるのです。しかしこの種の働きは、すべて聖霊の賜物です。私たちは数歩後ろへさがり、驚きをもって神が行われた奇跡を見るだけです。

私はクリスチャン生活の模範にまったく効果がないと言っているのではありません。もちろん教会のプログラムや、地域奉仕の計画がすべて無駄だという意味ではないのです。主は、私たちの真摯な努力を恵みによって大きく祝福してくださいました。しかし、もし私たちが聖霊の完全な注ぎを受け取ったとしたら、私たちの経験はどれほど大きなものになっていたことでしょう? 神だけがその可能性をご存じなのです。
偉大な説教者、ヘンリー・ブラッカビーは次のように言いました。「神は彼に献身した人々と共に働いて、神なしで60 年かけて築き上げた以上の成果を、たった 6 ヶ月で成し遂げることができるでしょう。」 (『神を経験する』 [英文改訂版] 108ページ)

リバイバルのために祈ることはとても大切なことですが、私たちはそこに留まってはいけません。私は、個人的リバイバルを実際に経験するのに必要なステップに、あなたをお招きしたいと思います。神の祝福とともに、あなたの生活はこれまでになかったほど力強く、充実したものとなるのです。あなたの家も教会も、新しい命を経験することができるのです。

【神のみことばによって祈る】

聖霊が私たちの思いを導きます
「肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。」 (ローマの信徒への手紙8章5節)

父よ、私たちは自分が肉の影響下にあるか、聖霊の影響下にあるのかを知っています。どうか、私たちを霊的なクリスチャンに造りあげて、霊に属する思いで私たちの心を満たしてください。

【祈りの課題】

1、コロナウイルスで世界中が危機に陥っている中で、神様の教会が強く立ち続けることができるように祈りましょう。たくさんの医療従事者、医師、看護師、その他、人々の命を救うために絶え間なく働いている方々のためにお祈りください。
2、世界中にいる教会員のために祈りましょう。特にイタリア、フランス、スペイン、ドイツはヨーロッパの国々のなかでもコロナウイルス感染の影響が深刻な状態です。
3、ニューヨークにいる教会員、そして医療従事者のために祈りましょう。ニューヨークはアメリカ合衆国のなかでも最も影響を受けている州の一つです。
4、神様が神様の民の叫びを聞き、わたしたちを癒してくださいますように。パンデミックとなったコロナウイルスの感染拡大が収束するように祈りましょう。
5、世界中のクリスチャンがこの困難な時にこそ、イエス・キリストのご再臨が近づいていることを感じ、祈りを通して天の御座に行き、聖霊を祈り求めることができるように祈りましょう。

【総会ミニ知識】

1907年の第1回日本ミッション総会において、会議の公用語は英語で、日本語への通訳が用意されました。
現代の総会では逆になり、日本語が公用語で、北アジア太平洋支部や世界総会の来賓のために英語への通訳があります。
日本における在留外国人の割合が増えていますので、総会議員にも母国語が日本語ではない人が少しずつ増えています。