-60日の祈り- 11月29日(日) 10日目
委ねることが鍵(2)
「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。」(ローマの信徒への手紙12章1節)
なぜ委ねる?
ガリー・F・ウィリアムズが著しているように、「完全に委ねることが、救いと、再生と、罪と誘惑に対する勝利、そして聖霊に満たされるための鍵なのです」 (『どのように聖霊に満たされ、それを知ることができるのか?』英文)。この力強いメッセージはいくら強調しても足りません。
私が神に完全に用いていただくために、自分自身を神に完全に委ねなければならなかったように、使徒パウロもまた、ダマスコ途上で神に召されたときに、過去の古い生き方と計画とをあきらめなければなりませんでした。パウロはローマの信徒への手紙の中で、信者たちに次のように促しています。「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。」そして「あなたの五体を、義のための道具として神に献げなさい」と。
多くの人は自分自身を神に委ねていません。(気づいていない場合もありますが)その代わりに彼らは、人生を自分の手に委ねています。彼らは、神が与えてくださった贈り物である聖霊を受け取っていません。「しかしほかのすべての約束と同じように、それは条件つきで与えられている。主の約束を信じ、これをわがものと主張する人は多い。彼らはキリストについて語り、聖霊について語るが、何の益も受けない。彼らは天来の力によってみちびかれ、支配してもらうために魂をあけわたそうとしない」(『各時代の希望』下巻158ページ)。
人間である私たちは、自由を失うことに強い抵抗を覚えますが、神が私たちになそうとしておられることは、実はまったく逆なのです。「神は私たちをいやし、解放しようと望んでおられます。けれども、それには全面的な改革、つまり私たちの性質をまったく新しくする必要があるので、私たちは自己をすべて神にささげなければなりません。」 (『キリストへの道』 改訂第3版文庫判 59、60ページ)
【神のみことばによって祈る】
私たちの生活そのものを、礼拝へと変えてください
父よ、新しく造り変えてくださるとのお約束に心から感謝します。なんの制限も設けずに、日々あなたに委ねることを教えてください。あなたの力によって、すべてにおいてあなたに従うことができますように。
【祈りの課題】
1、祝福を具体的に感謝し、神様の憐れみのゆえに讃美をささげましょう。
2、個人的な告白に時間を取り、神様の赦しに感謝をささげましょう。
3、教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
4、私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
5、私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
6、教会員、家族、隣人の必要に心を向けて祈りましょう。
7、神様のみ声を聞くために、静かな場所で聖別した時間を過ごしましょう。
【総会ミニ知識】
今日は、沖縄教区の理事会が行われますので、ぜひお祈りください。
沖縄教区では、来年1月30日(土)夕~31日(日)に教区総会が行われます。
東日本教区、西日本教区は、英語ではカンファレンスの立場ですが、沖縄教区はミッションですので、教区長の選出は教区総会ではなく、教団総会になります。