セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 11月28日(土) 9日目

バプテスマの証 - 松田 明さん(亀甲山教会)

2016年11月に、77歳で亀甲山教会にて東海林先生からバプテスマを受けさせていただきました。それまで10年以上にわたり、教会員である家内と一緒に時々教会へ来ていましたが、なかなか神様を知るには至りませんでした。しかし、その年の秋、ウイーン旅行中に私にとっては大変大きな事件に遭遇し、これまで生きてきた人生がいかに謙遜でなく身勝手なものであったかを神様に知らされ、バプテスマを受ける決心をしました。

サラリーマンとして30年以上、主として中東にて石油化学プラントの建設に携わり、定年後も14年間欧米で機械設備の据付工事管理をしました。50度を超える灼熱の土漠での危険作業、フリーウエイ、アウトバーンで150キロ以上での運転など、一歩間違えば大事故につながる中、無事にここまで生きてこられたのは、今思えば神様の助けとお守りがあってのことと感謝しています。

また一昨年も、思いがけず膀胱がんに罹るという試練に遭いました。幸い筋層非浸潤癌であったので二度の手術で切除し、その後3か月毎の検査を受けていますが、これまで一年半再発はなく無事に過ごしています。神様のお守りに心より感謝いたします。

歳を重ねている今、子供達、孫達にも神様を知ってもらいたいと願っておりますが、私たちが毎週教会に行くことには好意的であったとしても、自分たちの事とは考え難いようです。現在身近な家族に伝える難しさを痛感しています。しかし、いつか叶えられる時があると信じ、妻とともに祈り続けたいと思います。

これから残りの人生を神様から離れることなく、全てのことに愛を持って生きていくことが出来ればと願っております。

“あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。”(ローマ 12:2) アーメン。

【祈りの課題】

1、祝福を具体的に感謝し、神様の憐れみのゆえに讃美をささげましょう。
2、個人的な告白に時間を取り、神様の赦しに感謝をささげましょう。
3、教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
4、私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
5、私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
6、教会員、家族、隣人の必要に心を向けて祈りましょう。
7、神様のみ声を聞くために、静かな場所で聖別した時間を過ごしましょう。

【総会ミニ知識】

1907年の第1回日本ミッション総会で決議された一つに、日本及び韓国教役者養成のために東京に伝道学校を設立することがありました。この伝道学校は、1908年12月に、35名の入学者をもって開校しました。まだ未信者であった学生11名も1909年2月に多摩川支流でバプテスマを受けました。