-60日の祈り- 11月23日(月) 4日目
イエスの最も特別な贈り物「聖霊」(3)
『わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。』イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている“霊”について言われたのである。」(ヨハネによる福音書7章38、39節)
教会員の証しとチャレンジ
『キリストの実物教訓』の中には次のように記されています。「一度だけ求めよ、そうすれば、与えられるであろうと、神は、言っておられない。神は求めよと命じておられる。根気よく祈り続けなさい。求め続けることは、祈るその人をもっと熱心にし、求めているものに対する願いを更に増大する。」(『希望への光』 1,239 ページ)
なぜ、イエスご自身が、日々の祈りにそれほど時間を取られたのか考えてみてください。エレン・G・ホワイトは次のように著しています。「朝ごとに彼は天の父と交わられ、日ごとに聖霊のバプテスマを受けられた。」 (『Signs of the times』 Nov. 21, 1895 英文)
イエスは私たちの模範です。私たちは自問しなければなりません。「もしイエスが、日ごとに聖霊による新しい力を必要としておられたならば、いったい私たちにはどれほど必要なのであろうか」と。
(C.Hさんの証)
「2年間、自分の生活の中に聖霊が満ちあふれるように祈り続けています。私の願いは、一日も欠かさず、キリストがずっと私の中に住んでくださることです。この祈りを始めてから、神様と共にある日々は驚くべきものになっています。キリストが私の内に住んでくださるように、御心を行ってくださるように、聖霊によって日々新しくしてくださるように願うようになってから、ガラテヤ 5 章に書かれている御霊の実が、生活の中でよりはっきりと理解できるようになってきました。
聖書を読んでいても、ほかの人と分かち合っていても、これまで以上の喜びを感じ、他の人々のためにもっと祈りたいと思うようになりました。それ以上に、私のライフスタイルが劇的に変わりました。日々神様を求め、聖霊を求めているうちに、これまで信じられなかったことが確信として与えられるようになったのです。あなたも日々聖霊に満たされるように、まず 6 週間祈ってみて、あなた自身がどう変わっていくかを見届けてください。」
【神のみことばによって祈る】
神は、私たちに命を豊かに与えたいと願っておられます!
主よ、あなたを信じる者に生ける水の川をあふれさせてくださることを感謝します。日々、キリストに委ねて生きることができるように助けてください。私たちの生活の中で、この約束を成就してください。
【祈りの課題】
1、祝福を具体的に感謝し、神様の憐れみのゆえに讃美をささげましょう。
2、個人的な告白に時間を取り、神様の赦しに感謝をささげましょう。
3、教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
4、私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
5、私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
6、教会員、家族、隣人の必要に心を向けて祈りましょう。
7、神様のみ声を聞くために、静かな場所で聖別した時間を過ごしましょう。
【総会ミニ知識】
教団理事は、教団役員、関連機関の代表に加えて、教区ごとの牧師や信徒の代表によって構成されています。年次理事会は、まず10月の世界総会から始まり、11月初旬に北アジア太平洋支部、11月下旬に日本教団、その後、3つの教区で行われます。特に昨日今日と行われる年次理事会では、来年1月の教団総会の議案も審議されます。ぜひこの年次理事会のためにお祈りください。