セブンスデー・アドベンチスト教会

60日の祈り

-60日の祈り- 11月22日(日) 3日目

イエスの最も特別な贈り物「聖霊」(2)

「そこで、わたしは言っておく。求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたの中に、魚を欲しがる子供に、魚の代わりに蛇を与える父親がいるだろうか。また、卵を欲しがるのに、さそりを与える父親がいるだろうか。このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」 (ルカによる福音書11章9~13節)

「だから聖霊を求めなさい」とイエスは私たちを招いておられます。イエスは、ルカによる福音書11章で、私たちが地上の生活において聖霊を求めるべきだと10回も強調して言っています。しっかりと心に留めるように、これほど愛をもって迫っておられる箇所を他に知りません。
*著者が使用している欽定訳では「パンを欲しがる子どもに石を与える父親がいるだろうか」が含まれているため、全部で10回になります)

この短い聖句の中で、イエスは「求める/欲しがる」という動詞を6 回用いています。そして行動を表す「探す」という動詞を 2 回、「門をたたく」という動詞を 2 回用いています。聖霊に満たされるためには、私たちが「行動」を起こす必要があることをイエスはここにはっきりと示しておられます。また最後の「求める」はギリシャ語では進行形が使われています。つまり私たちが聖霊を求めるのは一度きりのことではなく、求め続けるように意図しておられるということです。イエスはあたたかな招きを通して、私たちの心に聖霊を求める思いを起こさせようと願っておられます。イエスの招きの注目すべき点は、もし聖霊に満たされることを私たちが求め続けないとするならば、それはイエスに従うための重大な何かが決定的に欠けていると確信されていることです。

【神のみことばによって祈る】

私たちが求めるかどうかは、神の恵みにどれだけ信頼しているかを示します
「このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして天の父は求める者に聖霊を与えてくださる。」(ルカによる福音書11章13節)

父よ、私たちに聖霊を与えてくださると約束してくださったことを感謝します。今、聖霊の注ぎを求めます。あなたが答えてくださることを感謝します。この約束に信頼することを教えてください。

【祈りの課題】

1、祝福を具体的に感謝し、神様の憐れみのゆえに讃美をささげましょう。
2、個人的な告白に時間を取り、神様の赦しに感謝をささげましょう。
3、教団定時総会のために。神様のご計画が表されるように祈りましょう。
4、私のチャレンジと決心に、神様が知恵を与えてくださるように祈りましょう。
5、私たちの教会、地域の教会、世界中の教会の働きを神様が祝福してくださるように祈りましょう。
6、教会員、家族、隣人の必要に心を向けて祈りましょう。
7、神様のみ声を聞くために、静かな場所で聖別した時間を過ごしましょう。

【総会ミニ知識】

教団では、5年に1度総会が行われます。総会と総会の間には、総会で選ばれた理事により、年6回の理事会が行われます。今日と明日は、オンラインで年次理事会が行われます。年次理事会では、今年一年の締めくくりとして、教団各部局、教区、関連機関による伝道報告が行われます。ぜひこの年次理事会のためにお祈りください。