セブンスデー・アドベンチスト教会

777の断食祈祷

777の断食祈祷

7月7日は777の断食祈祷の日(朝7時~夜7時まで)です。心を天に注ぎだしつつ、1日を過ごしましょう。

「主は言われる、『今からでも、あなたがたは心をつくし、断食と嘆きと、悲しみとをもってわたしに帰れ。あなたがたは衣服ではなく、心を裂け」。あなたがたの神、主に帰れ。主は恵みあり、あわれみあり、怒ることがおそく、いつくしみが豊かで、災を思いかえされるからである。』」(ヨエル2章12節~13節)
「心を裂け」と主は言われます。真の断食の姿がここにあります。「心を裂く」とはどういうことでしょうか。

使徒行伝にはこのように記されています。

「一同が主に礼拝をささげ、断食をしていると、聖霊が『さあ、バルナバとサウロとを、わたしのために聖別して、彼らに授けておいた仕事に当らせなさい』と告げた。そこで一同は、断食と祈とをして、手をふたりの上においた後、出発させた」(13章2~3節)

使徒たちは救霊という主の重荷を感じて、宣教に必要な上からの力を得るために断食して祈りました。私たちは、そのような救霊の情熱をもって祈ってきたでしょうか。最も身近にいる家族や友人の永遠の魂の救いのために、どれだけの涙をもってとりなしてきたでしょうか。私たちが住んでいる地域や教会の周辺に住んでおられる方々の魂の叫びを聞いてきたでしょうか。―――聖霊が彼らに触れてくださるようにとりなすこと―――私たちはまさにそのために召されたのです。

「わたしが選ぶところの断食は、悪のなわをほどき、くびきのひもを解き、しえたげられる者を放ち去らせ、すべてのくびきを折るなどの事ではないか」(イザヤ58章6節)

もしそれらのことに怠惰であったのなら、私たちは悔い改めて、「心を裂いて」祈りたいと思います。大いなる主の憐れみがこの国にもたらされるように。日本がキリストの愛の大波で、大雨でのみつくされるように祈りましょう。

① 断食中は十分に水分補給するようにしてください。
② 断食明けの食事は、ボリュームの少ない軽めのものをとるようにお勧めします。
③ 断食中は、聖書を読み、祈り、瞑想することに集中してください。