神の御旨に沿った祈り
「わたしたちが神に対していだいている確信は、こうである。すなわち、わたしたちが何事でも神の御旨に従って願い求めるなら、神はそれを聞きいれて下さるということである。」(©日本聖書協会)ヨハネ第1 5:14
「信仰の祈りには天来の学問(科学)がある。人生の活動に成功したいと思えば、だれでもこの学問(科学)を理解しなければならない。キリストは『なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう』と仰せになっている。キリストはわれわれの祈りが神のみ心にかなったものでなければならないことを明らかにしておられる。われわれの神の約束なさったものを求め、そして与えられるものはすべて神のみこころを成すために用いなければならない。この条件が果たされたときに、約束ははっきりしている。--祝福の外面的な証拠をもとめる必要はない。賜物は約束の中にある。神がお約束になったことは神がなしとげてくださることができるのだという確信と、すでに持っている賜物はそれが最も必要であるときに実現されるという確信をもって働きにたずさわることができる。」『教育』 304、305ページ
瞑想しましょう:
あなたは、神様のみ旨でないと知りながら、自分の強い願いを神様に祈り続けた経験がありますか? しかし後になって、祈りの答えが自分の望んだ状態よりも良いことに気づいたことはないでしょうか。過去を振り返り、神様があなたの「ひとりよがりな祈り」に答えられなかったことを感謝しましょう。あなたの祈りは、あなたにとって最善ではなかったことを主が明らかに示してくださるでしょう。
讃美の報告:
コロナウィルスで愛する者を失った人々がいる一方で、熱心な祈りによって命が守られたケースもあります。神様が命を救ってくださったことにまず讃美を捧げましょう。亡くなられた人々について、私たちはその理由を知ることができませんが、ただ神様の摂理を信じて「祝福に満ちた希望」を固く握りしめるように努めましょう。
- 4月12日の恐ろしい竜巻を経験した、米国テネシー州チャタヌガ地域の人々のためにお祈りしましょう。彼らの多くが家を失い、また命を失いました。コロナウィルスのパンデミックとの二重の苦しみの中で、彼らは懸命に生活を立て直すために努力しています。
- 働きを失った貧しい国々の人々のためにお祈りしましょう。この地域の教会、教会員に必要な食物や生活物資が供給されるように特別にお祈りしましょう。
- 疫病との闘いの最前線にいる医療従事者のためにお祈りしましょう。彼らがコロナウィルス感染から守られ、重責やストレス、また疲労困憊の状態から回復できるようにお祈りしましょう。
- 営業活動の自粛によって経済的な困難の中にある多くの企業や小規模店舗のためにお祈りしましょう。一日も早く状況が改善されるように祈り求めましょう。
- 政府の指導者の上に、神様の知恵が与えられるようにお祈りしましょう。主が働かれるならば、すべての事柄がすみやかに回復すると信じましょう。