セブンスデー・アドベンチスト教会

総理就任挨拶

総理:稲田豊

島田真澄前総理より職務を受け継ぐことになりました稲田豊です。現代はポストモダンと言われるようになって、相当の年が過ぎ去りました。全てが細分化し、思想は力は失い、客観性が消え失せ、主観しか残っていないように思えます。歴史には何らの方向性はないように見えます。だからこそ、再臨運動の灯は高く掲げなければなりません。聖書の預言に示された神の人類救済計画を明確に見ることができるのがアドベンチスト教会の特権でもあり、責任でもあるのです。あやふやな不安な終末論が蔓延する中、聖書の預言に基づいた確実な希望の終末論を語っていきましょう。これこそ主イエス様から私どもが託された言葉であります。約175年前、聖書からの呼びかけが大失望後の混乱の中にあった我々の先駆者たちをもう一度立ち直らせました。その言葉はこういうものでした。『「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて(の前で)預言せねばならない」という声がした。』(黙示録10章11節 口語訳)

この呼びかけに応えた群れが、やがてセブンスデー・アドベンチスト教会を形成し、エレン・ホワイトの人生と著作において現された預言の賜物の導きもあって、世界伝道に成功していきます。今もこの地に私どもは預言の民として立てられ、来たるべきキリスト再臨に備えるように語り続けていくのです。この滅び行く人類への最後の神の愛の呼びかけを、ともに伝えてまいりましょう。